成田国際空港株式会社は7月31日、成田空港の2025年6月運用状況を発表しました。
国際線の外国人旅客数は184.9万人となり、6月として過去最高を記録しました。
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- 成田空港の国際線外国人旅客数、6月として過去最高の184.9万人
- 国際線旅客便の発着回数、中国線が約1.3倍と好調
- 国際線の外国人旅客数、上半期として過去最高に アジア線が好調
目次
成田空港、6月の運用状況を発表
成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は7月31日、成田空港の6月の運用状況を発表しました。
成田空港の国際線外国人旅客数、6月として過去最高の184.9万人
成田空港の2025年6月における国際線旅客数は267万人となり、前年同月比で102%を記録しました。
このうち外国人旅客数は184.9万人(同101%)で、6月としては過去最高となりました。また、日本人旅客数は62.9万人(同114%)でした。
国際線と国内線を合わせた6月の総旅客数は323.7万人(同100%)となり、2019年(361万人)、2018年(344万人)に次いで、6月としては過去3番目に高い水準となりました。
なお国内線旅客数は56.7万人(同92%)でした。
▲2025年6月空港運用状況:成田国際空港株式会社リリースより国際線旅客便の発着回数、中国線が約1.3倍と好調
2025年6月の航空機発着回数は、国際線と国内線を合わせて2万263回(前年同月比102%)となり、順調な推移が続いています。
このうち国際線旅客便の発着回数は1万3,578回(同106%)となり、前年を上回りました。なかでも中国路線は2,414回(同134%)と引き続き好調で、6月としては過去4番目の高い水準となっています。
なお貨物便については、国際線貨物便発着回数が2,581回(同101%)となり、前年をやや上回りました。国際航空貨物量は17.1万トン(同101%)で、15か月連続で前年同月比増となりました。
国際線の外国人旅客数、上半期として過去最高に アジア線が好調
2025年上期(1月~6月)の運用状況についても発表されました。総旅客数は2,078万人(前年同期比108%)となり、上期としては2019年(2,167万人)に次いで高い水準となりました。
特に、好調だった近距離アジア路線や円安の影響により、国際線旅客数は1733.3万人(同112%)と伸長しました。

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<参照>
成田国際空港株式会社:2025年6月 空港運用状況 国際線外国人旅客数が6月として過去最高の184万人に
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