スズキのコンパクトSUV「エスクード」に、本命ともいえる1.4リッター直噴ターボを搭載した「エスクード 1.4ターボ(258万6,600円)」が登場した。
このエンジンが“本命”と目されている理由は、欧州市場で順次採用が進んでいる最新型であることに加え、9月にデビューする新型「スイフトスポーツ」にも、このエンジンのハイチューン版を搭載するのではと噂されているからだ。
エスクード 1.4ターボは、1.4リッター直噴ターボの“ブースタージェット”エンジンに6速ATと4WDを組み合わせ、元気で力強いスポーティな走りを実現したコンパクトSUV。

最高出力136ps/5500rpm、最大トルク210Nm/2100-4000rpmというエンジンスペックは、2.0リッターの自然吸気と同レベルで、直噴ターボの特徴である低回転域からの力強いトルクや幅広いシーンでの扱いやすさ、優れた燃費性能を特徴とする。
6速ATにはパドルシフトも備わるから、ドライバーがより自由に加速や減速を操ることができる。JC08モード燃費は16.8km/L。燃料がハイオクではなくレギュラーガソリン指定であることも嬉しい。

また、運転支援システムが既存の「エスクード 1.6(234万3,600円)」より充実している点も見逃せない。約40~100km/hの速度域で作動するACCやミリ波レーダーによる「レーダーブレーキサポートII」のほか、前席エアバッグ+前席サイドエアバッグ+カーテンエアバッグも標準で備わる。

内外装は端的に言ってカッコよくなった。外装では新デザインのフロントメッキグリルをはじめ、ブラック塗装の17インチアルミホイールや高輝度シルバーのドアミラー、さらにはルーフレールを採用し、よりスポーティな雰囲気に仕立てられている。
ブラックを基調とした内装は、ステッチやリング類にレッドアクセントを加えたほか、エンボス加工の本革&スエード調シート表皮、ステンレス製ペダルプレート、6スピーカーなどを専用で装備する。
(zlatan)
画像元:スズキ株式会社





