旅先の軽井沢でのディナーは「森の中のレストラン こどう」。
国道18号軽井沢バイパス沿いから少し奥にあり、車で伺う際は隣接する沢屋 軽井沢バイパス店の駐車場が利用できる。
12月の夕刻はすでに日が沈み、レストランに続く小道を飾るイルミネーションが入口へと誘う。

リザーブされた席は天井が高く、温もりのある木のパーティションで仕切られた半個室。

小窓からは暗がりの中に漏れる灯りがほんのり積もった雪を浮かび上がらせ、奥に森が広がっているようすが覗える。夏には小川にホタルが舞うそうだ。
テーブルには豪華なバラの生花が飾られていた。

いただいたコースの一皿目は、牡蠣、浅利、生ハムのアミューズ。

続いて、前菜はフォアグラのソテー キャベツのスープ仕立てと、帆立・カニ・白身魚のムース 帆立貝のクリームソースからのチョイス。


何度か運ばれてくるパンは、それぞれ種類が違うのも嬉しい。


ジャムは「軽井沢の沢屋」プロデュースレストランならではのキウイ・ストロベリー・ラ フランスの3種とバターが添えられる。

もちもちの手打ちパスタの次に口直しにシャーベット。

エビス琥珀 生に続き、桜モヒートを追加でオーダー。桜のふわりとした香りと桜ジャムの甘みにミントがプラスされたスッキリとした1杯。

メインディッシュは魚料理か肉料理から選ぶことができ、どちらもプラス料金でランクアップできる。


付け合わせは地元で採れた栄養たっぷりな季節の野菜。シンプルな調理で野菜の味を濃く感じられる。
季節のデザートの盛り合わせは、フルーツ・アイス・ケーキ・焼き菓子などにぎやかなワンプレート。

コーヒーのカップはウェッジウッドとナルミが使われていた。
静かな森の中の雰囲気と丁寧な接客が心地よいレストランだ。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字塩沢702
こどう:http://www.codow-karuizawa.com/
※冬季に休業期間があり今季は来年1月7日から2月28日まで休業。
(小椚萌香)