いよいよスキーシーズンがやってきた。コロナ自粛により、この3年ほどウィンタースポーツを我慢していた人も多いだろう。
そこで、北海道、福島県、岩手県、長野県の高級スキーリゾートホテルを厳選して5つ紹介。2023年こそは、スキーで爽快に汗をかき、ラグジュアリーなリゾートホテルで安らぐ旅を計画してみては。
<北海道>晴天率高めの「ウェスティン ルスツリゾート」スキー場「ルスツリゾート」は、札幌や新千歳空港からのアクセスも良好な北海道羊蹄山・南東エリアにある。北西からの厳しい季節風を避けながらも、風に運ばれてくるドライパウダーがたっぷり降り注ぐ絶好の場所だ。
「ルスツリゾート」は全3山で37コースあり、総滑走距離は42㎞。ルスツは太平洋側に近いため、冬の晴天率も上々。「THE DAY」と呼ばれるパウダー&晴天のコンディションも、ここではそれほど珍しくないという。
スキー場近接の「ウェスティン ルスツリゾート」へは、ペアリフトで簡単にアクセス可能。全室メゾネットタイプで、“雲の上の寝心地”と謳う同リゾートホテルオリジナルの「ヘブンリーベッド」を完備している。76㎡以上の広々とした客室の大きな窓から望める大自然の絶景が自慢だ。
同リゾートは、世界のスキー観光産業の中で最も名誉ある「World Ski Awards 2022(ワールド・スキー・アワード2022)」において「日本ベスト・スキー・ホテル部門」最優秀賞を受賞。旅行業界のオスカーと評されるこの賞を同リゾートが受賞したのは5度目となる。
北海道でパウダースノーのスキーを楽しみたいなら、「ルスツリゾート」を検討してみては。
<北海道>“パウダーパラダイス体験”ができる「雪ニセコ」ウェスティン ルスツリゾート
所在地:北海道虻田郡留寿都村泉川133
価格:スキー1日リフト券8800円(税込)ホテル宿泊費1室138,240円(税・サービス料込)~
公式WEBページ:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/ctswi-the-westin-rusutsu-resort/
北海道の後志(しりべし)地方にある「雪(セツ)ニセコ」は、スキーをはじめ様々なレジャーが体験可能なラグジュアリーリゾートとして、2022年12月にグランドオープンした施設だ。
シーズン中は平均14~15mの降雪量を誇る“パウダーパラダイス”として知られているニセコ。山々をめぐる48kmコースではスキーをはじめとしたレジャーを体験可能だ。
ほか、ナイトスキー、スノーシューやスノーラフティング、さらにはヘリスキーにも挑戦できる。
特筆すべきは、同ホテルの館内には、フレンチイタリアン「méli mélo -Yuki No Koe-」、ラーメン店「AFURI (阿夫利)」、ワインバー「ラウンジバー・Park90」、天ぷら店「天ぷら あら木」、懐石料理店「蟹鮨 加藤 INORI」と、ハイレベルな店が併設されていること。食にもこだわりたい人は見逃せないだろう。
2023年12月にはステーキ&シーフードの店「ルークズ・オイスターバー&チョップハウス」も加わる。
また風呂は、内風呂、露天風呂共に、疲労回復効果の高いミネラルを豊富に含んだ天然温泉が楽しめる。サウナや水風呂もあるので、スキーで疲れた体をしっかり癒せるだろう。プライベートな温泉を楽しみたい人は、事前に予約すれば4つの貸切温泉も堪能できる。
世界中からスキーヤーやスノーボーダーが集まるニセコの地で、アフタースキーも満喫できる施設を探している人は予約を。
<福島・裏磐梯>標高1,040mの「グランデコスノーリゾート」雪ニセコ
所在地:北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2丁目6-9
価格:ニセコ全山共通1日リフト券8500円(税込)、2名1室大人1名37,600円(税込)~
予約ページ:https://setsuniseko.com/ja/book/search
「グランデコスノーリゾート」は福島県の磐梯朝日国立公園内、標高1,040mの場所に位置する。極上の雪質をロングシーズン楽しめるスノーリゾートと、オフィシャルホテルの「裏磐梯グランデコ東急ホテル」からなる複合リゾートだ。冬には国内トップクラスのパウダースノーが降り積もる。
ゲレンデに隣接した「裏磐梯グランデコ東急ホテル」は、裏磐梯エリアで最も星空に近いホテルとして知られている。ヨーロピアンスタイルの外観が特徴でナチュラルな色調でまとめられた客室はシンプルで温かみを感じる空間だ。
館内はレンタルショップや売店、天然温泉の大浴場・露天風呂(単純温泉)のほか、サウナ、屋内・屋外プールなども完備。なお、宿泊者はリフト券プレゼント、全日駐車場無料、チェックイン前・チェックアウト後の温泉利用料無料といった特典がもらえる。
夕食は館内にあるフレンチレストランまたは日本料理店、あるいは部屋食から選べる。朝食は和洋ブッフェを用意している。
福島でスキー、温泉、食事を満喫したいなら同リゾートを選択肢に入れてみては。
初級者からコアなスキーヤーまで楽しめる雫石スキー場裏磐梯グランデコ東急ホテル
所在地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山1082−93
価格:1泊2食付2名1室大人1人19,800円より(税・サービス料金込)
予約ページ:https://www.jhpds.net/hotelgrandeco/uw/uwp3100/uww3101.do?yadNo=313486&planCd=L2482533
目の前が雫石スキー場のゲレンデと絶好のロケーションなのが、岩手県の雫石町にある「雫石プリンスホテル」。
ゲレンデ帰りの冷えた体は屋根付きの温泉露天風呂「雫石高倉温泉」でじっくり温めることができる。
食事は旬の食材や地元の食材などを使用した料理を提供。館内には、目の前に広がる秀峰・岩手山を愛でながら和洋ビュッフェを楽しめる「プリンスルーム」と、西洋料理の店「レストランこぶし」がある。
「雫石スキー場」はコースのバリエーションが豊富で初級者から上級者まで楽しめるスキー場だ。1993年アルペンスキー世界選手権盛岡・雫石大会の開催地となってから、今年で30周年を迎える。
今シーズンは、初級者から上級者まで満足できるようパークエリアを拡張。初級エリアに開設予定のバンクやロールなど3感覚を身につける練習に最適な、地形を活かしたアトラクションアイテムを揃えている。
パウダースノーを求めるコアなスキーヤー向けに、雪上車にて山頂付近まで上り非圧雪エリアでの滑りを楽しめるツアーも用意。こちらのツアーは予約制となっており、大人1名1本10,000円(税込)で申し込める。1ツアー8名までの定員制なので、気になる人は早めに申し込みを。
岩手でスキーと温泉、旬の食材を楽しみ尽くしたい人は要チェックだ。
<長野・白馬>ランドローバーで送迎してもらえる「THE HAPPO」雫石プリンスホテル
所在地:岩手県岩手郡雫石町高倉温泉
価格:1泊2日朝・夕食付き、1日リフト券付き大人1名14,900円(税込)~
公式WEBサイト:https://www.princehotels.co.jp/shizukuishi/
長野県白馬村にある「THE HAPPO(ザ・八方)」は、八方尾根スキー場から約200mの場所にある温泉付きのホテルで、2021年冬にリニューアルオープンした。
同ホテル1階にある「The Grill」は2022年5月にオープンしたばかりのレストランで、薪を使ったグリルで調理した料理を提供。料理は、トリップアドバイザーで1位に輝いたこともあるレストラン「mimi’s」のシェフ・島本さんがプロデュースしている。
さらに同ホテルは、白馬ホテルグループの施設を利用する人を対象に、「ディフェンダー」や「レンジローバー」の運転手付きプライベート送迎サービスを開始した。期間は2023年3月31日(金)までとなる。
送迎は、八方尾根、岩岳、Hakuba 47、五竜などのスキー場への移動だけではなく、スーパーマーケット、レストランなど、八方尾根エリア内の各目的地まで可能だ。
アクティブにスキーを楽しんだ後はプライベート送迎サービスでゆったり移動。そして信州食材をふんだんに使ったグリルを堪能してみては。
THE HAPPO
所在地:長野県北安曇郡白馬村北城5090-1
価格:2名1室大人1名46,585円(税・サービス料込)
予約ページ:https://www.mews.li/distributor/b841c7b5-ae3f-4353-9035-ad9b00c21ac2/?mewsRoom=&mewsStart=2022-01-01&mewsEnd=2022-01-04&mewsRoute=rooms&language=en-JP
アクティブにレジャーを楽しめば、凍てつくような寒さも吹き飛ぶこと間違いなし。スキーリゾートホテルで休日をとことん楽しんでほしい。
(ysjm)