ラグジュアリーセダンなアウディA7スポーツバックをベースに、エクステリアもインテリアも足回りも、心臓たるエンジン・吸排気系まで手を入れたモデルがアウディRS7スポーツバックだ。
ご存じの方も多いだろうがRSシリーズは、アウディR8を作り上げたクワトロGmbHが手がけるハイパフォーマンスモデル。
メルセデスにおけるAMG、BMWにおけるMと同様、メーカーチューンドモデルといってもいい。世界中のスポーツカー/スーパーカーファンを唸らせたモデルの直系機の最新型。 さて、そのドライビングプレジャーはいかなるものか。
アイドリング時からエキゾーストノートにはA7、S7とは明らかに違う、乾きのある高周波の音がmixされている。しかしシートに潜り込み、ドアを閉めてしまうとそこは静寂たる世界。遮音性の高さはA7ゆずりだ。
遮音性の高さによって忘れてしまいそうになるが、このマシンには凶暴とも言えるスペックのエンジンが積まれている。
スタンダードモデルとなるアウディA7スポーツバック3.0TFSIクワトロ(924万円)が333ps、夏シーズンから市場に投入されるアウディA7スポーツバック2.0TFSIクワトロ(716万円)が252ps、S7スポーツバック(1,344万円)が450psというパワーを持つなかで、アウディRS7スポーツバック(1,772万円)には560psの4,000ccV型8気筒TFSIエンジンが搭載されている。
さっそく、異形ハンドルを握りしめて走り出す。
走行モードがコンフォートに合わせた状態ならば、アウディRS7スポーツバックは優しい表情を見せる。アクセルを軽く踏み込んだ状態、入力値が控えめなら、エンジンレスポンスも穏やかだ。
足回りもA7と比べると固い印象があるがややロールをもたせつつ滑らかで穏やかな挙動を見せる。
ダイナミックモードに切り替えると、アウディRS7スポーツバックは本能に目覚める。
2トンもの重さを感じさせずにアスファルトを蹴り、アクセルのスロットル開度に応じた加速力を見せる。トルクを細かくマネージメントすることから、加速時もブレーキング時も大きく挙動が変化することがない。また固く引き締められた足回りが道の状態をストレートに伝えてくる。
純粋なスポーツカーほどの情報密度はないが、これは狙ってのことだろう。勝つか負けるかを重視したアスリートな世界は、優しくも走れるこのRS7にはふさわしくないと感じた。
直接のライバルはBMW M5になるだろうと考えていたが、実際にはポルシェパナメーラTurbo/Turbo Sと比較検討するユーザーも多いという。
圧倒的な動力性能を持ちながらコンフォートにも使える2面性は、4ドア最強種の1台となるかもしれない。

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