今年10月まで開催中の大阪・関西万博。今回の万博では、世界各国がそれぞれのパビリオンで自国の技術や文化について発信している。
中でもデンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンで構成される北欧パビリオン(北欧館)では、各国ごとにナショナルデーを実施。5月29日(木)には「アイスランド・ナショナルデー」が実施される予定だ。詳しく紹介しよう。
世界から注目される北欧パビリオン
北欧5カ国で構成される北欧パビリオン。このパビリオンでは「ノルディック・サークル~北欧と共に、より良い明日へ~」をコンセプトに、各国のテクノロジー、イノベーション、サステイナビリティ分野における取り組みを紹介している。世界第10位の経済規模を誇る北欧5カ国パビリオンだけに、世界的にその注目度も高い。
5月にアイスランド・ナショナルデーを実施
5月29日(木)のアイスランド・ナショナルデーは、午前と午後の2部構成での開催。
午前は、「世界ではじめての女性大統領のはなし」をテーマにしたトークセッションや、女性のエンパワーメントをテーマにしたアイスランドのハトラ・トーマスドッティル大統領によるセッションが予定されており、対話を通じて社会課題に向き合う内容となっている。
なお、トーマスドッティル大統領のセッションに参加するには予約が必要となるため、気になった人はあらかじめ公式ページをチェックしておこう。
午後からは、文化的体験と音楽パフォーマンスを主軸としたプログラムが展開される。
午後の部は、アイスランドのデザイナーユニット「フリエッタ&イールラリ(Flétta and Ýrúrarí)」による「ピザタイム」からスタート。同ユニットが端材の羊毛のフェルトを使い、観客の目の前でピザスライスを作り上げる。

夕刻には、公式セレモニーがナショナルデーホール「レイガーデン」で開催される。
シンガーソングライターのアウスゲイル氏が2023年フジロック以来の来日公演を行う他、若き天才ヨウフリズル・アウカドッティル氏も登場し自慢のサウンドを披露。

加えて、ピアノと弦楽、コーラスを用いたネオクラシカルな作風が特徴のアーティスト、ガブリエル・オラフス氏も出演する。

北欧パビリオンは当日、午前9時から11時30分、午後4時から9時まで一般公開される。北欧の自然、文化、価値観を、視覚・聴覚・体験を通じて深く堪能してほしい。
「ハトラ・トーマスドッティル大統領と語るジェンダー平等・女性のエンパワーメントに関するトークセッション」詳細ページ:https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/4284923b-fde3-4eec-8174-e2c6fb9c1322#basic-info
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000143136.html
(IKKI)