クロノスイス新作は、“毒”の魅惑。蛇を思わせる「レセック マニュファクチュール スネーク」発表

スイスの高級機械式時計ブランド、クロノスイスより、繊細な造形と精密な技術、そして現代的な美意識が融合した新作「レセック マニュファクチュール スネーク」が発表された。

自然界でもっとも緻密な動きを見せる蛇をモチーフに、素材、色彩、構造に徹底的にこだわった一本。

蛇のようにしなやかで、力強いデザイン

自然界におけるもっとも洗練された捕食者、蛇。その姿と動きから着想を得た「レセック マニュファクチュール スネーク」は、静けさと緊張感、そして美しさを同居させた独特の存在感を放つ。

最大の特徴は、光の角度によりエメラルドグリーンからターコイズブルーへと変化するPVDコーティングのチタン製42mmケース。これはまさに蛇の鱗が放つ虹彩を彷彿とさせ、静かに視線を奪う。

ケースに合わせられたホワイトのラバーストラップは、手首に吸いつくようなフィット感で、見た目の軽快さと実用性を両立する。視認性と立体感を兼ね備えた3Dレギュレーターの文字盤、そして6時位置で秒を刻むレトログラード機構もまた、蛇が獲物を狙う瞬間の緊張感を思わせる動きで魅了する。

精密と伝統が交差するムーブメント

内部に搭載された自社製キャリバーC.6005は、55時間のパワーリザーブを備え、ルテニウムメッキ仕上げのブリッジや、コート・ド・ジュネーブの放射状装飾が、視覚的にも高度な技術力を語る。スケルトナイズド・タングステンローターや精密なボールベアリング構造など、見えない部分にまで宿る技術への執着が、この時計を単なる道具以上の存在へと押し上げている。

また、クロノスイスのアイコンとも言える伝統技術ギョーシェ彫りも見逃せない。ルツェルンのアトリエで熟練職人が手作業で彫り込んだ文字盤には、直線と曲線が織り成す光の陰影が躍る。そこに施されたグリーンのCVDコーティングは、深みのある光沢と透明感を演出し、時間を忘れて見入ってしまうような魅力を持つ。

数量限定という特別な価値

「レセック マニュファクチュール スネーク」は世界限定100本。精巧な造形と高度な技術、そして美的感性の結晶は、大量生産では決して生まれ得ない特別な存在となる。

クロノスイスは年間約1,500本のみ製造される希少なブランドであり、その価値は時と共に高まる。1980年代の創業以来、機械式時計の伝統と革新を融合し続けてきたこのブランドの、次世代を担うシンボルがこのモデルだ。

静かで力強く、そして知的な魅力を持つこの時計は、自分の価値観に正直でありたい男性の手元にこそふさわしい。

レセック マニュファクチュール スネーク CH-6924T.1-GRBL
サイズ：直径42mm、厚さ14.2mm、ラグ幅22mm
防水：10気圧防水
発売時期：6月発売予定
予定価格：3,267,000円（税込）
公式サイト：https://chronoswiss.com/en/CH/product/resec-snake-manufacture-ch-6924t-1-grbl

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000037081.html

（Fumiya Maki）