最高峰の技術を誇る、イタリア屈指の総合家具ブランドとして有名な「モルテーニ」。素材の美しさが際立つ演出性の高い屋内外家具と収納、キッチンのあるハイエンド空間を提供する。

同ブランドが、東京の南青山にて新しいフラッグシップストアをオープンした。洗練の極みのような空間でモルテーニが提案するライフスタイルを体感してみたい。

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。...の画像はこちら >>

日本の文化と美意識を取り入れたフラッグシップストア

この度、南青山にオープンしたフラッグシップストア「パラッツォ・モルテーニ東京」は、同ブランドのクリエイティブディレクター、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンによる日本初の建築物だ。

彫刻的なフォルムの、モルテーニが提案する生活空間とライフスタイルを体現した建築的表現で、ブランドの世界観を象徴する存在でありながらも、日本の文化と美意識を調和的に取り入れている。

50cmの厚みをもつ壁の物量感と、共通仕様の43枚の窓による空洞が織りなす造形に、モダニズムを彷彿とさせる金属パーツが融合。一枚岩を彫刻したかのような洗練美を湛えている。見る角度によって異なる表情を見せる個性的な外観だ。

店内は、インドアとアウトドアを繋げるという哲学のもと、堅牢な構造内に自然光がたっぷりと入る開放的な中庭やテラスを設けた。

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。モルテーニの旗艦店「パラッツォ・モルテーニ東京」

店内はモルテーニのライフスタイルを体感する旅をイメージ

フラッグシップストアの内部を案内しよう。

1階はリビングとダイニングが融合する空間

エントランスを抜けると、優雅で温かみのある地上階のホールが。ここでは、リビングとダイニングがシームレスに融合、回遊性のあるエリアを収納が緩やかに仕切り、さらに異なるテクスチャーをもつ壁面が多様な表情を生み出している。

エントランスフロアには、代表的なコレクションの一部も展示し、今までコラボレーションしたデザイナーたちの製品がある。

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。モルテーニの旗艦店「パラッツォ・モルテーニ東京」

地下に降りるとそこは賑やかなホームパーティーの場に

地下フロアは、大人数のゲストをもてなせる賑やかな集いの場だ。まさに、イタリアの「SALA GRANDE(大広間)」の陽気で社交的な雰囲気を味わえるだろう。

同フロアのドアシステムARIAL(アリアル)の向こうには、キッチンが調和的に組み込まれた第二のリビングエリアがある。

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。モルテーニの旗艦店「パラッツォ・モルテーニ東京」

2階は落ち着いた雰囲気の踊り場と洗練の寝室へ

2階に進むと、落ち着いた雰囲気の踊り場が。洗練されたテーブルとチェアが置かれ、よりプライベートな生活空間への入り口として機能している。踊り場を抜けるとスマートな印象のキッチン&リビングエリアが広がり、屋外テラスへとシームレスにつながる開放的な空間が広がる。

さらに、ウォークスルークローゼットを通り抜けるとベッドルームへ。静けさの中に洗練さが漂うこの寝室では、2024年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞したD.154.2アームチェアが華を添える。反対側へ抜けると、隠れ家のようにくつろげるラウンジエリアがある。

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。モルテーニの旗艦店「パラッツォ・モルテーニ東京」

3階は最上級のプライベートエリアへ

3階はプライベートエレベーターでアクセスできる居住空間だ。ヴァン・ドゥイセンの世界観をダイレクトに体現した最上級のプライベートエリアで、伝統とモダンの融合という同氏の一大テーマを具現化した。

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。モルテーニの旗艦店「パラッツォ・モルテーニ東京」

日本の美意識とイタリアのモダニズムが融合した唯一無二の空間。モルテーニの旗艦店「パラッツォ・モルテーニ東京」

イタリアンデザインの傑作が彩る「パラッツォ・モルテーニ東京」。厳選したモルテーニコレクションの魅力に浸りながら「上質な暮らしの文化」を体験してみたい。

パラッツォ・モルテーニ東京
所在地:東京都港区南青山5-16-10
営業時間:11:00-18:00
定休日:水曜、祝日 (事前予約制)
公式サイト:https://www.arflex.co.jp/shop/molteni_tokyo.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000028759.html

(ERIKO T)

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