全国の優れた⽇本ワインの造り⼿を表彰する「第8回⽇本ワイナリーアワード2025」が開催された。
日本全国の対象ワイナリー374場のうち、281場がそれぞれ「5つ星」「4つ星」「3つ星」「コニサーズ」として表彰され、特別審査員による「特別審査員賞 髙嶋政宏賞」や「JAL賞」も発表。
気になるワイナリーを見つけてみては。
日本全国の対象ワイナリーを表彰するアワード
「⽇本ワイナリーアワード」は、⽇本国内において毎年⽇本ワインを⽣産しており「⽇本ワイナリーアワード協議会」が定める⼀定の基準を満たすワイナリーについて、全国・地⽅の審査員が評価を行う品評会だ。地⽅区および全国区審査員が、対象となるワイナリーから評価に値するワイナリーを厳選し、全国区審査員全員で協議し決定する。
審査基準となるのは、「⾚や⽩などスタイル別で品質にばらつきはないか」「複雑性、濃縮感などのバランスに優れ、⾼貴さを持つか」「テロワールを表現できているか」「ワインが一貫した個性を持っているか」などといったポイントだ。

世界に注目される日本ワインの造り手たち
同アワードでは、日本全国の対象ワイナリー374場のうち、281場を表彰。
また、2025年特別審査員である俳優・髙嶋政宏氏が選ぶ「特別審査員賞 髙嶋政宏賞」や、昨年度より⽇本航空の協⼒で新設された「JAL賞」も発表された。
さっそく、表彰されたワイナリーをいくつか見てみよう。
5つ星からコニサーズに表彰されたワイナリー
「5つ星」では、多くの銘柄・ヴィンテージにおいて、傑出した品質のワインを作るワイナリーを表彰。
北海道の「ドメーヌ・タカヒコ」や山形の「酒井ワイナリー」、山梨の「勝沼醸造」「機山洋酒工業」、長野の「小布施ワイナリー」、そして大分の「安心院葡萄酒工房」など17場だ。
「4つ星」には、全般的に良質で安定感があり、銘柄やヴィンテージによっては傑出したワインを生み出すワイナリーとして71場が表彰された。
「3つ星」は、安定感がありほとんどのワインが良質で安心して購入できるワインを生み出すワイナリーとして表彰された120場だ。
そして「コニサーズ」には、評価に値する個性あるワインを生み出す73場のワイナリーが選ばれた。
特別な賞を受賞した4つのワイナリー
「2025年特別審査員 髙嶋政宏賞」を受賞したのは、大分県の「安心院葡萄酒工房」だ。
そして、次世代ワイナリーに対して、日本ワイン発展への期待を込めて日本航空がエールを送る「JAL賞」には、北海道の「めむろワイナリー」、石川の「ハイディワイナリー」、奈良県の「木谷ワイン」が選ばれた。

これからますます発展していく日本のワイナリーに期待したい。
⽇本ワイナリーアワード公式サイト:https://www.japan-winery-award.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000079991.html
(田原昌)