愛知県の渥美半島にある、田原市初のマイクロブルワリー「High Life Brewing(ハイライフ ブリューイング)」は、渥美半島の農産物を活かしたクラフトビールを醸造している。

今、地元のおいしさを詰め込んだ一杯をもっと多くの人に届けたいという想いから缶充填機の導入を目指し、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて8月4日(月)までプロジェクト実施中なのでチェックしてみたい。

愛知県・渥美半島の恵みが感じられるクラフトビール「High ...の画像はこちら >>

一杯の衝撃からスタートしたマイクロブルワリー

愛知県田原市。渥美半島に位置し海と山に抱かれたこの土地は、全国有数の農業地帯でありながらサーフタウンとしても知られる、人と自然が共存する町だ。

2023年、「High Life Brewing」はそんな田原市にマイクロブルワリーを立ち上げた。IPAを中心に、地元の農産物を活かした個性豊かなクラフトビールを醸造している。

カリフォルニアで飲んだ「衝撃の一杯」から始まる

同ブルワリーの原点は、一杯のクラフトビールとの出会いにある。それは、創設者がカリフォルニアで飲んだフルーティで芳醇なクラフトビールだった。

その後、日本国内にも無数の個性豊かなブルワリーが存在することを知り、生産者の顔が見えるビールの世界に惹かれ、「自分でもクラフトビールを造ってみたい」という想いが日に日に強くなっていったそう。そんな折に出会った「アウグスビール」にて、美味しいビールをつくるために必要なことを教わったという。

愛知県・渥美半島の恵みが感じられるクラフトビール「High Life Brewing」の挑戦

地域とともに育つ、サステナブルなブルワリーを目指す

田原市は、全国でも有数の農業・酪農地域だ。同ブルワリーはこの地域資源を活かし、醸造過程で生じる麦芽カスを地元の酪農家に提供するなど、サステナブルな地域循環の一端を担う取り組みも行っている。

クラフトビールをただの嗜好品ではなく、「地域と人をつなぐ存在」へ。自然とともに生きるこの町だからこそ、その恵みを最大限に活かして地域に根ざしたブルワリーでありたい――そんな想いを大切に、クラフトビールをつくり続けている。

愛知県・渥美半島の恵みが感じられるクラフトビール「High Life Brewing」の挑戦

クラフトビールを通じて渥美半島の魅力を感じる

同ブルワリーは、IPAをはじめとするさまざまなスタイルのクラフトビールを展開しているが、特にこだわっているのが、地元で採れた農作物や果実を活かしたビールづくりだ。

今年は、渥美半島の春を象徴する「菜の花」を使ったビールも誕生。通常は市場に出ない菜の花のつぼみを活用し、食品ロス削減と地域資源の価値再発見につなげた。

しかし、残念ながら田原市・渥美半島の魅力は全国には知られていない。同ブルワリーは、渥美半島ならではのクラフトビールを楽しんでもらうことで、その地にもより多くの人たちに興味を持ってほしいと考えた。

そこで缶充填機を導入し商品を缶ビールにすることで、イベントや観光地での販売、ギフト需要への対応など、より多くの人に届けられる体制を整えたいとクラウドファンディングに挑戦したという。

愛知県・渥美半島の恵みが感じられるクラフトビール「High Life Brewing」の挑戦

渥美半島の風土と魅力を詰め込んだクラフトビールを飲んでみたい。

High Life Brewing
プロジェクト期間:~8月4日(月)
リターン送付開始:10月~
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/841809/view
公式Instagram:https://www.instagram.com/highlife_brewing.irago/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000163543.html

(田原昌)

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