6月14日(土)、大阪・難波八阪神社のすぐそばに、新たな“インクルーシブ・カフェ”がグランドオープンした。その名は「AUNCOFFEE ROSTERS(アウンコーヒー ロースターズ)」。
多様な文化や宗教への配慮を徹底しつつ、自家焙煎のスペシャルティコーヒーと静かな時間を提供する、次世代型のカフェ空間だ。
焙煎を通じて、一杯に向き合う
店名に冠した“ROSTERS”が象徴するように、この2号店は焙煎所としての機能をもつ挑戦的な店舗。
手がけるのは、大阪・四天王寺で2024年に創業したカフェブランド「AUNCOFFEE」だ。ブランド名に込められた“阿吽”の精神を軸に、喧騒の中でふと立ち止まり、内面と向き合える場所を生み出してきた。
新店舗では、自家焙煎で仕上げた豆をエスプレッソやハンドドリップで提供。コーヒー豆の販売やギフト展開も予定しており、香りと深みを感じる体験が広がっていく。
礼拝室も完備、すべての人に開かれた空間
インテリアは、無骨なコンクリートと温もりある木材を組み合わせたミニマルデザイン。自然光がたっぷり差し込み、観葉植物の緑が視界を癒す。
最大の特徴は、誰もが自分らしく過ごせるように設計された「礼拝室(Prayer Room)」の存在だ。
イスラム教徒をはじめとする多様な文化圏の来訪者に対応したこのスペースには、礼拝マットも完備。文化や宗教の垣根を超えて、全ての人が安心して滞在できる空間づくりが貫かれている。
難波の裏路地で、深呼吸するようなカフェ体験
カフェが立地するのは、南海・地下鉄なんば駅から徒歩7分。訪日客からも人気の高い「難波八阪神社」の隣という好立地ながら、喧騒を離れた落ち着きが漂う。
限定のスイーツも新たに登場し、香ばしい焙煎香とともに五感を満たしてくれる。店内にはWi-Fiや電源も完備され、作業や読書にも最適だ。
焙煎でつながる“JAPAN ROASTERS”という挑戦
代表の藤井禎憲氏はこう語る。
「文化も言語も信仰も違っても、誰もがホッとできる場所がある。それがAUNCOFFEEの目指すカフェの在り方です。“JAPAN ROASTERS”として、世界の舞台でも評価されるブランドを目指して挑戦を続けていきます。」
新しい日常に、そっと寄り添うカフェの誕生。心をほどき、香りに包まれる時間を味わいに出かけてみてはいかがだろうか。
AUNCOFFEE ROSTERS
所在地:大阪府大阪市浪速区元町2丁目10−2 クレアーレ元町1階
アクセス:南海・地下鉄「なんば駅」より徒歩7分
営業時間:9:00~19:00
公式Instagram:https://www.instagram.com/auncoffee.roasters/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000161520.html
(山之内渉)