長野県東御市の“新たなワイン聖地”として注目される御堂エリアで、地域の魅力を五感で味わうイベントが開かれる。9月14日(日)、ワインテラス御堂にて、地元食材と御堂産ワインが織りなす特別なマリアージュ体験が待っている。
ワインに詳しくなくても楽しめるプログラムが揃い、初めて訪れる人にとっても、この地の風土と魅力を深く知るきっかけとなるだろう。
御堂の“今”に出会う、限定40名のワイン体験
イベントの舞台は、かつて桑畑と雑木林だった高原地帯を開墾し、総面積約27ヘクタールのブドウ畑へと生まれ変わった「御堂ワインブドウ畑」。
標高750~850mの南斜面に位置するこの地は、ワイン用ブドウ栽培に理想的な条件を備えており、いまや東御市の新たなワイン産地として注目を集めている。
そんな御堂の魅力を伝えるべく、ワイナリー「カーヴ・ド・ミドウ」と地元出身者によるプロジェクトが主催する同イベントでは、40名限定のプログラムを用意。9月の実りの季節に合わせ、畑、食、ワイン、そして人のストーリーが交差する特別な一日を提供する。
畑の声を伝える、醸造家・小山英明氏のワイントーク
当日は、東御市で19年にわたりワイン造りに携わってきた小山英明氏によるワイントークも実施。高地・南斜面・上昇気流という御堂の風土の魅力や、開墾によって見えてきた畑の個性について語る。
「ワイン作りは金持ちの道楽」という先入観を覆すような、貯金ゼロからの挑戦と継続的な経営のリアル──フランスで得たインスピレーションと、日本の土地での実践が融合した話は、ワインに馴染みのない人の心にも届くだろう。
地元の旬とともに味わう4種のワインランチ
食事には、東御の食材を使った特製ランチと、御堂産を含む4種のワインをペアリング。レシピは、リュードヴァンカフェのシェフでありソムリエでもある元島氏が手がける。
味わいの解説は小山氏が担当し、家でも楽しめるワインのヒントも紹介。外のテラスで信州の山並みを眺めながら、風土と調和するひとときを過ごせる。
気になる人は、この機会に“御堂のテロワール”を体感しに訪れてみてはいかがだろうか。
ワインテラス御堂で出会う~地元食材とプレミアムワインのマリアージュ
開催日:9月14日(日)
時間:11:00~16:00
会場:東御市ワインテラス御堂(長野県東御市祢津3300)
定員:40名(事前予約制)
参加費:6,000円(チケットはPeatixにて販売中)
公式サイト:https://mido250914.studio.site/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000138832.html
(山之内渉)