福島県にある「naturadistill 川内村蒸溜所」は、季節限定ジンの第二作である「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒(Shiso Hop GIN)」を、8月27日(水)より数量限定で販売する。

自社オンラインストアでは、8月25日(月)まで先行予約販売を行なっている。

ビールに使用されるホップがジンのボタニカルになった、珍しい1本だ。

採れたてホップの香りと苦味が魅力!季節限定のクラフトジン「n...の画像はこちら >>

豊かな自然と水によって蒸留するクラフトジン

「naturadistill(ナチュラディスティル)川内村蒸溜所」は、阿武隈高地の裾野に位置する自然豊かな福島県川内村にオープンした、小さな蒸留所だ。

村の90%を占める山林が豊かな地下水を育んでおり、県内で唯一上水道施設がなく、同蒸留所はこの豊かな水の恵みによって、日本固有の素材を活かしたジンを製造している。

蒸留には、世界でもまだ珍しい、減圧・常圧どちらも可能なオーダーメイドの国産ステンレス製蒸留器を採用。素材ごとに一番良い香りを抽出できる温度で個別に蒸留し、後からそれぞれの原酒をブレンドしている。

採れたてホップの香りと苦味が魅力!季節限定のクラフトジン「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒」

2種類のフレッシュホップと紫蘇で爽やかに

「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒」は、福島県田村市産の高品質なフレッシュホップと、ホップの香気成分である「ルプリン」を凝縮したCRYO(クライオ)ホップという、2種類のホップをメインボタニカルとして使用している。

フレッシュホップには、8月初旬に収穫された、青さと苦味を持つ品種「センテニアル」を採用。畑で収穫してから1時間以内の採れたてを使用し、フレッシュな状態で仕込むことで、ホップ畑を抜ける涼やかな風のような香りを表現した。

CRYOホップには、アロマホップの代表格であり、グレープフルーツやオレンジのような柑橘香を持つ品種「カスケード」を採用。爽やかな香りを存分に引き出した。

採れたてホップの香りと苦味が魅力!季節限定のクラフトジン「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒」

香りや爽やかさを感じさせるボタニカル

2種類のホップと合わせるもう一つのボタニカルは、会津で収穫された紫蘇。土地の力強さを感じさせる香り高さと、きりりとした清涼感が、ホップの柑橘系の香りや苦味と見事に調和している。

さらに、レモングラスやかやの実、ジュニパーベリーの香りを重ね、爽やかですっきりとした味わいになった。

ひとくち口に含めば、青草を刈った後のような“夏の風景”が目の前に広がり、涼やかな風が通り抜けるようなジンに仕上がっている。

採れたてホップの香りと苦味が魅力!季節限定のクラフトジン「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒」

元・ビール醸造家が引き出すホップの魅力

同蒸溜所の代表である大島氏は、元々は自社栽培ホップでクラフトビールを製造する醸造家だった。

今回は、ビール会社での経験を土台に、蒸留というフィールドへと越境し、ホップの魅力を最大限に引き出すジンづくりに挑戦。

ビール醸造で培ってきたホップについての知識や香りの抽出方法の技術と、ジンの製造技術・減圧蒸留製法を掛け合わせることでできる、ホップの苦味や香りの奥行きと幅のある表現に徹底的にこだわった。

採れたてホップの香りと苦味が魅力!季節限定のクラフトジン「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒」

季節限定ジン「naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒」のキャッチコピーは「涼風まとい、越境する香り」。クラフトジンとして使用されたホップの、新しい魅力を感じてみたい。

naturadistill 紫蘇忽布蒸溜酒
発売日:8月27日(水)
先行予約販売期間:~8月25日(月)※発送は8月26日以降
アルコール度:47%
価格:500ml 5,500円(税込)
オンラインショップ:https://naturadistill.com/collections

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000155033.html

(田原昌)

※数量限定につき無くなり次第終了

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