スポーツ写真の第一線を走り続けてきた写真家・水谷章人氏の集大成となる写真集『極限の形象』が、8月18日(月)よりキヤノンオンラインショップにて販売開始された。
これは、著名写真家による作品集シリーズ「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION」の第17弾として刊行されるもの。
粒子も、ブレも、白トビも──写真表現の“極限”へ
『極限の形象』には、水谷氏が撮影してきた69点の作品を収録。
「ただ過去を振り返るだけでなく、本作で水谷章人の新たな世界を感じ取ってほしい」と同氏が語るように、本作は60年の写真家人生の“まとめ”ではなく、なお現在進行形の表現探求として編まれている。
粒子やブレ、白トビさえも写真表現として昇華させたその作風は、スポーツ写真の枠を超え、見る者に時間と動きを鮮やかに刻み込む。
作品の立体感を引き出す高品位プリント仕様
本写真集の印刷・製本には、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用。精緻な色再現や解像感、暗部の諧調まで丁寧に仕上げられ、水谷氏の細やかな視線をそのまま手元で体感できる構成となっている。
判型は240mmスクエア、80ページの化粧箱入り仕様。直筆サイン入りのオリジナルプリントが1枚付属し、価格は29,150円(税込・送料込)だ。
写真展・オンライントークなど関連企画も展開
刊行にあわせ、複数の関連イベントも開催される。8月27日(水)には、水谷氏とデザイナー・三村漢氏によるオンライントークを配信予定。制作背景や作品の裏側について語られる。
また、10月7日(火)からは東京・北青山の「Nine Gallery」にて写真展『極限の形象』が開催される。会場ではギャラリートークや現地販売も行われる予定だ。
水谷章人が見つめ続けた“記憶に残る瞬間”
1940年生まれの水谷章人氏は、山岳写真を経てスキーやスポーツ全般の分野へと転向し、世界大会など数多くの現場を撮影してきた。現在はスポーツ写真プロ育成「水谷塾」の塾長も務め、若い世代の育成にも注力している。
今もスポーツ観戦をしながら「撮りに行きたくてウズウズする」と語るその姿勢は、60年の時を経てもなお変わらない。
本作は、その飽くなき情熱がかたちになった一冊といえるだろう。
PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.17 水谷章人 極限の形象
仕様:240mmスクエア/80ページ/ラスター/化粧箱入り※直筆サイン判入りオリジナルプリント付き
価格:29,150円(税込・送料込)
販売:キヤノンオンラインショップ(限定500部)
商品ページ:https://personal.canon.jp/product/photo-collection/photographers-e-collection/17-kyokugen-no-keisho
オンライントーク配信
配信日:8月27日(水)
視聴URL:https://personal.canon.jp/event/movie
写真展『極限の形象』
期間:10月7日(火)~10月12日(日)
会場:Nine Gallery(東京都港区北青山 2-10-22)
ギャラリートーク:10月11日(土)19:00~(定員25名・参加費500円)
公式サイト:https://ninegallery.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001302.000013943.html
(山之内渉)