茨城県水戸市にある「高藏(たかぞう)蒸留所」は、火災で焼失した蒸留所を60年ぶりに復活し、2022年に再稼働した蒸留所だ。
10月1日(水)、同蒸留所がバーボン樽で熟成した2年目のニューボーンとなる2種類のウイスキーが、直売所および公式オンラインショップにて数量限定で販売される。
水戸の水と気候によって造られる、豊かな味わい
水戸は那珂川と千波湖に囲まれた豊かな水脈をもつ「水の都」。地下から湧き出るマグネシウムを豊富に含む水は、ウイスキー造りに欠かせない大事な要素のひとつだ。
また、水戸は夏が暑く、冬は寒さが厳しい。同蒸留所のウイスキーはそんな気候で60年ぶりに呼吸し、熟成されている。
研究を重ね、独⾃のウイスキー酵⺟を開発
同蒸留所がこだわるのは、⽔や⼤⻨だけではない。
酒造りの基礎となる酵⺟を独⾃で開発・培養している技術を活かし、2023年には独⾃のウイスキー酵⺟を開発。同蒸留所ならではのフルーティな味わいを⽣み出すべく、研究を重ねている。
蔵人の技術と知識から生まれる、個性豊かな1本
同蒸留所では、ミズナラ樽をはじめとしてバーボン樽やシェリー樽などをウイスキーの熟成に使用している。
中でも特徴的なのは、同蒸留所を運営する「明利酒類」の看板商品である「百年梅酒」の熟成を行ったプラムワイン樽だ。芳醇な梅酒の香りが染み込んだ樽での熟成により、日本ならではのフルーティな味わいの骨格がつくられる。

バーボン樽で熟成した、2年目のニューボーン
1年物の「高藏REBORN」は、繊細で綺麗な味わいと梅酒樽由来のフルーティな香りが評価され、アジア最大級のウイスキー&スピリッツコンペティション「TWSC2025」で見事金賞を受賞した。

今回は、2年目のウイスキーを2本同時に販売する。
来年のシングルモルトにつながる、大切な1本
「高藏 REBORN AGED 2 YEAR FIRST FILL BOURBON BARREL」は、バーボン樽で熟成し、バーボン樽のバニラ香が素直に表現された4樽をバッテットした。
2026年発売予定のシングルモルト「高藏 The First」へとつながる大切な一本だ。アルコール度数は50%、価格は3,800円で限定4,100本となる。
ブレンダー選りすぐりの一樽が楽しめる原酒
「高藏 REBORN AGED 2 YEAR FIRST FILL BOURBON BARREL NATURAL CASK STRENGTH」は、同蒸留所のバーボン樽の中で、ブレンダー陣が今最も飲んでほしいと考えた選りすぐりの一樽だ。
同蒸留所が備える400丁の中でも光る個性があった一樽を使用し、加水せず、原酒のままリリースする。アルコール度数は62%、価格は4,500円で限定690本となっている。

品評会でも注目される同蒸留所のニューボーンをチェックしてみては。
高藏 REBORN AGED 2 YEAR
発売日:10月1日(水)17時~
直売所:別春館(茨城県水戸市元吉田町327)
公式サイト:https://takazo.meirishurui.com/
公式オンラインショップ:https://www.meirishurui.com/online/category/item/whiskey/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000025633.html
(田原昌)
※表示価格は全て税込