『OCEANS』の11月号が、9月25日(木)に発売された。今回の特集は「デニム」。
創刊以来、デニムを大切に扱ってきた同誌。普遍的なアイテムでありながら、人それぞれの個性や価値観を映し出す存在として、改めて向き合った一冊となった。
俳優とスタイリストが語る“私的なデニム”
特集の大きな柱となるのは、親しい関係性で語られるデニムの物語だ。小栗旬氏とスタイリスト三田真一氏、山本美月氏とスタイリスト小山田小織氏ら4組が登場し、それぞれのデニム観を披露。互いを尊重し合う対話から、プライベートな表情が垣間見える。
GENERATIONSの片寄涼太氏や落語家・瀧川鯉斗氏らも誌面に登場し、デニムという共通のアイテムを通じて“人柄”が浮かび上がる構成となっている。
街角の「デニムな人たち」から探るスタイル
本号では、OCEANSが撮りためてきた膨大なスナップも紹介される。街で見かける“デニムな人たち”の装いは、時代のトレンドを超えた芯のあるスタイルを映し出すもの。
どのようにデニムを選びはきこなすか、から趣味や感性が伝わってくる。日常のファッションサンプルとしても参考になりそうだ。
「デニムだけは残った」と語る窪田正孝氏
表紙を飾る窪田正孝氏は「断捨離してもデニムだけは残りました」と語る。
飾らない佇まいとともに、自分らしい時間を大切にする同氏にとって、デニムは欠かせない存在だ。誌面ではフェンディの新作デニムを纏った姿とともに、デニムにまつわるインタビューが掲載されている。
また、浅野忠信氏がリーバイスでドレスアップしたスタイルも紹介され、俳優たちのリアルな“今の気分”を知ることができる。
作り手が語る、日本のデニムの今
デニムは着る人の個性を映すだけでなく、作り手の思想や美学も宿る。今号の締めくくりでは、日本のデニムシーンを支える5人のクリエイターが登場。理想の一本を形にするまでの探求心やクラフツマンシップを掘り下げている。
ページをめくりながら、次の一本を選ぶヒントを探してみてはいかがだろうか。
OCEANS 2025年11月号
発売日:9月25日(木)
Amazon商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FS1GRFLG
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000017289.html
(山之内渉)