先日2016年2月17日、第一生命から今年度版の「サラリーマン川柳」の入選100作品が発表されました。

サラリーマンの悲哀をうまく詠んだ作品が多いことで有名なサラリーマン川柳ですが、今年も、

・娘来て 「誰もいないの?」 オレいるよ (チャッピー)
・気付いたら Siriと話して 1時間 (彩人)
・また飲み会!? 電話の声は 嬉しそう (鯉する夢子)
・「出来ません!!」 言えるあなたは 勝ち組です (出世頭)
・まいにちが 修造だけに 励まされ (個々庵)

などなど、家庭や職場の哀愁を詠んだ名作が多く公開されています。


しかし、そんなサラリーマンの悲哀以上に悲哀、悲しさよりも悲しい存在であるニートが現状を詠んだ「ニート川柳」がツイッター上でひっそりと公開されているのをご存知でしょうか。

・「ひまつぶし 10年たったら ごくつぶし」
・「酒を飲む ときだけ気分は 会社員」
・「糞ニート 笑った俺が 今ニート」
・「目が覚める これじゃダメだと 目をつぶる」
・「昨日今日 明日と続く ”暇まつり”」※3月3日投稿
・「道がない ような気がして 私には」
・「母パート 妹デート 僕ニート」

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特に賞があるわけでもなく、ただ淡々と投稿され続ける「ニート川柳」

ニートの悲しさあふれる句の数々に、涙(と多少の笑い)を禁じえません。

人生の悲哀を思う存分感じたいという方は、サラリーマン川柳はもとより「ニート川柳」を嗜んでみてはいかがでしょうか。

(いまトピ編集部)
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