毎年、熱中症で亡くなる方が後を絶ちませんが、約8割が65歳以上とのこと。「高齢者は熱中症対策を」と注意喚起がなされていますがそれほど効果を得られていないようです。こんなポストが注目されていました。


X(旧ツイッター)ユーザーの「深爪 (@fukazume_taro)」さんが

「「高齢者は熱中症対策を」とあんだけ注意喚起してるのに、クーラーをつけずに亡くなるご老人が絶えないのはなんでだろうね?と実母(80代)に訊いたら「老人は自分のことを″高齢者″だと思ってないから。実際あたしも気持ち的には40代」と言われて目からウロコだった。」

というコメントを投稿し、記事作成時で4万もの「いいね」を獲得していました。

たしかに、著者も年齢を重ねてきましたが気持ち的には数十年前となんら変わっていないような気もします。


この投稿を見たXユーザーからは、こんな声があがっていました。


・うちの母(80代)もです
高齢による諸々の不調を全部すぐに忘れてどこも悪くないのよーと言い張り
若いつもりで行動してまた痛めるの繰り返し

・私の母も80代です。高齢者しか住んでいない団地なので安否確認目的だろうけど、ボランティアによる200円ランチが集会所で開催されてて、母は「いつ行っても年寄りしかおらんねん。ホンマ辛気くさい」って言ってて、「お母さんもそのうちの1人やで」ってツッコんだら本当に驚いてました…

・義父(当時80近く?)が『町内会のカラオケ大会行ったって年寄りばっかりでやんなっちゃうよ』で同い年の義母に『あんただって年寄りじゃない!』って突っ込まれてましたw

・クーラーでは無いけれど、「補聴器を使ってたら年寄りに思われる!」と使わないお年寄りは結構いらっしゃるみたいで……

・もう杖だけじゃ危ないよ、とシルバーカーを勧められた祖母(80後半)の一言
「ババくさいからやだ」

・「まだまだ若いつもりだったけど、もう…」という良く聞くやつ。93歳から聞いたことあるので、たぶんみんなそうなのかもしれない

・高齢者だと自覚してもらうのも難しいですよね。
あたいも40だけど心は20歳だし。。。

・私も気持ちは20代です
(50代です)

・そうだとしたら“高齢者”と呼びかけるのではなく具体的な年齢を示すのやり方も考えなくてはならないかもしれない
(70歳以上の方は~)みたいに

・目から鱗ですね。それなら高齢者って言わずに40代以上の方って言うとまだ自分ごとに感じてマシなのかなと思いました

・機械の扱いがわからなくなっている高齢者も多いです。私の母(まもなく90歳)も、もはやエアコンが使えません


■高齢になると若い頃に比べ暑さを感じにくくなるという声も

・それもあるかとしれませんが、体温調節機能というか、あまり暑さを感じない様な感じですね

・80代の叔母が2人いますが、1人は暑さが殆どわからないようでクーラーは付けません。危ないからと言っても、私は暑くないのよの一点張り

・私の祖母は体感温度がおかしくなってしまっていて、猛暑でも何も感じないみたいなので口酸っぱく、暑くなくてもクーラーをつけるように注意してます

・高齢になると、暑い、とか、寒い、の感覚が鈍ってしまって、自分でも分からないことがあるんです。うちの義母も暑い夏に毛糸のカーディガン着たりしてました

・体温調節機能が衰えてるからではないですかね。。あついとおもってないのかも。水も飲まなくなるらしいですし

・エアコン苦手勢の高齢者も居ます
暑くないんだと思います…。
だんだんといろんな感覚が麻痺してきますし、視力低下、聴力低下、記憶力低下していくのです
そして、自分が高齢者だと思ってない人も多い


■電気代がバカ高いと思っている高齢者も多い?

・自分一人しかいないのにエアコンかけるとかぜいたくな…って思うようだ
うちの父がそうだ

・エアコンが電気代高く贅沢って考えも結構多いですね

・クーラーを「贅沢品」と見なす感覚が強すぎるからですよ。その感覚が今の気候に合わないことを理解していない人がいる

・昭和だとエアコンはかなりの贅沢品だったし電気代も高かったのでその感覚が残っているのかも

・電気代ケチって朝晩は消しちゃうのよ


ということで、自分を高齢者と思っていない(思いたくない?)高齢者も多いということには目からウロコでしたが、暑さを感じにくくなるのは事実のようで適切にエアコンを使用してもらいたいものです。昭和時代のクーラーと比べると現在のものは電気代が格段と安くなっているということも伝えてあげるべきですかね。

(いまトピ編集部:クロスブ)
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