シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』が11月18日に発売予定。これに際して、ファンの間では様々な要望が飛び交っているのですが、中でも多かったのが“ある技”の復活でした。


ファンが復活を待ち望む技
『ポケットモンスター』シリーズといえば、多種多様な技が魅力の一つ。一匹のポケモンに設けられた4つの枠をどういう構成にするか、頭を悩ませたトレーナーも多いのではないでしょうか?

実は『ポケットモンスター ソード・シールド』が発売されるタイミングで、いくつかの技が廃止されることに。そのため、ファンの間では常々リストラされた技の復活が待ち望まれているようです。

中でもとくに支持を集めていたのが、「めざめるパワー」の再実装。この技は、ほぼ全てのポケモンが覚えられる技で、パラメーターによってタイプと威力が変わるという特殊な仕様でした。

『ポケットモンスター X・Y』からは、最大70だった威力が一律60に固定。
それでも、ポケモンバトルにおいて複合タイプの弱点を突く貴重なサブウェポンとして、上級者たちに重宝されていた印象です。

そのため、多くのファンが『ポケモンSV』で「めざめるパワー」の復活に期待している模様。SNS上では、「ポケモンSVでめざパ復活こい」「SVでできればめざパを返して欲しい」「ポケモンSVではめざパが復活したら嬉しいな~」などと要望が集まっていました。

『ポケモンSV』で再び力は目覚めるか…
ちなみに、「めざめるパワー」が廃止されてしまった理由の一つとして考えられているのが「ダイマックス」の存在。発動時に各技がタイプに応じた“ダイマックスわざ”に変化する仕様となっているので、仮に「めざめるパワー」が存在していた場合、バランスが崩壊してしまう恐れがあったのでしょう。

なお、近作の『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』で「めざめるパワー」は、アンノーンの専用技として再登場。
さらに『ポケモンレジェンズ アルセウス』では、必ず効果抜群になるという効果に変更されていました。

この仕様のまま『ポケモンSV』に実装すれば、おそらく他のポケモンが覚えられる形にしても問題はないはず。むしろ、ポケモンバトルの幅を広げる新たな要素として、再び脚光を浴びるかもしれません。

はたして、『ポケモンSV』で再び「めざめるパワー」は正式に復活するのでしょうか…。とはいえ、アンノーンの専用技として残り続けても、それはそれで無二のアイデンティティという確かな役割を果たしてくれることでしょう。