2024年1月7日~8日にかけて開催されている『ファイナルファンタジーXIV(以下、FF14)』のイベント「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2024 in 東京」にて、6.55パッチで追加予定の「アスラ討滅戦」を先行体験してきました。

ただし『FF14』のバトルはギミックがわからない初見が楽しいもの。
読者の楽しみを奪わないようにしつつ、プレイの感触をお伝えしていきます。

◆設定を活かした苛烈な攻撃が特徴的
アスラはそもそも『ファイナルファンタジーIV(以下、FF4)』に登場した3つの顔と6本の腕を持つ幻獣界の女王であり、怒り・笑い・慈愛の表情によって行動が変化するのが特徴です。『FF14』では当時のグラフィックが美麗に3Dで再現されており、シリーズファンであれば感慨深いものがあるでしょう。

スクリーンショットの撮影が禁止だったため、バトル中の写真がなく申し訳ないのですが、私はリーパーを選択。ゲームパッドやホットバー、スキル選択の調整時間が5分、バトルが10分の計15分という試遊でした。言い訳になりますが、普段PS5でプレイしているためPCでの操作とパッド調整に手間取り、整っていないスキル構成とホットバーで挑んでしまったのは痛恨の極みです。


ジョブ選択は自由だったのでタンク2名・ヒーラー1名・DPS5名での突入になりましたが、ヒーラーさんが歴戦の猛者で安心して戦えたのを覚えています。

アスラの攻撃は体の装飾でも表現されているとおり、金色の美麗なエフェクトで一見の価値があります。戦闘が進むと画面にいずれかの顔が表示され、ステージの床が赤と青の2色に変化するのは、先述した『FF4』の表情によって行動が変わる仕様へのリスペクトのように思えました。

また6本の腕を活かした範囲攻撃は苛烈の一言で、適当に逃げ回っているだけでは戦闘不能になってしまいます。ただしギミック自体はオーソドックスなAoEを避けていくのが主体となり、わかりやすい予兆がフィールドに表示されるため、実装後に慣れていけば対処しやすいと言えるのではないでしょうか。

試遊後にはアスラがデザインされたステッカーをいただき、失敗も含めいい思い出になりました。
『FF14』への実装は1月16日にリリース予定の6.55パッチになります。今回試遊ができた人も、ファンフェスに行けていない人も配信当日を待ちましょう。

© SQUARE ENIX