発売日が2024年10月11日に決定したほか、ゲーム内容の新情報などが明かされ、注目作の詳細が少しずつ判明しています。
■オープニング
・本作のタイトルロゴは、「街の大通り」がモチーフ。
・この世界にとっての幻想とは、私たち(プレイヤー)が住む現実世界のこと。
・ゲームを開始して最初に行うのは、プレイヤー自身の名前入力(物語の主人公の名前入力ではない)と、「幻想は現実に力を及ぼさない、ただの絵空事か?」という問いかけに対しての返答。
■フィールド探索
・プレイの感触に「アクション性」が加わっている。
・戦闘の基本はコマンドバトル。しかし、攻撃や回避、ダッシュ、サーチなども備わっている。
・冒頭の主人公はまだ弱く、敵との戦いに耐えられない。
・バトルの難易度は高め。緊張感と達成感を味わって欲しいため。
・難易度は高めだが、難易度のカスタムや遊びやすい便利機能があり、「どんな方でも楽しんでいただけると思います」とのこと。
■音楽について
・本作の音楽は、「主人公の脳内で鳴っている」という設定。
・本作の音楽は、目黒将司氏が担当。過去作のポップな曲調には囚われず、本作の世界観に合わせた新しい曲作りに挑戦。
■旅の日常
・旅の最初の拠点となるのは、王都「グラン・トラド」。
・背景アートは、ゲストアーティストの幸田和麿氏が担当。壮大な景色を中世絵画風のシェーダーで独特の臨場感を醸し出している。
・街の中は、魔法の力による「太刀乗り」で高速移動が可能。
・いわゆるオープンワールドな作りではないが、遠景も作り込まれており、各土地の空気感も表現。
・路地には、処刑場のような場所もある。
・貧富の差や、差別などが蔓延している。
■ワールドマップ
・街のマップ画面を開くと、一度立ち寄った場所へ瞬時に移動できる機能がある。
・街のマップ画面以外にも、王国全体の地図も見られる。
・シナリオの進行に応じて、旅の拠点が新たな街へと移る。
■古城の街「マルティラ」
・今回「マルティラ」という街を初公開。
・王都とは一転し、牧歌的な街。
・旅先で味わえる「旅情」に、開発チームが得意とする「日常感」を加えることで、「旅の臨場感」が楽しめるように作っている。
■街の様々な施設
・「募兵舎」では、街を脅かす怪物の討伐依頼が「賞金首」として掲示されている。賞金首は報奨金も高い。
・様々な武具を売っている「武器屋」。今回は装備品の選択が「とても重要」とのこと。パーティ育成の自由度も高く、楽しみ方はプレイヤー次第。
・「酒場」には情報屋がおり、ダンジョンやバトル攻略のヒントなどを得られる。
■鎧戦車の旅
・荒野を安全に移動するには欠かせない、大型の装甲車「鎧戦車」。
・「鎧戦車」は魔法動力で自走する、いわば移動式のアジト。
・「鎧戦車」のデザイン原案は、山下いくと氏。
・車内の作戦室では、仲間が集い、旅の地図を開くことができる。
・本作のゲームシステムは、日付の概念を取り入れており、各滞在地で活動できる期間が決まっている。
・「いつ何をするか」「どこに出かけるか」などを、自由に選ぶことができる。
・攻略順で、プレイヤーのバトル体感難易度がかなり変わる。どこから攻めるのか、プレイヤーの腕の見せどころ。
・滞在の期日内にメインクエストを攻略する必要がある。
・サブクエストは、攻略のカギを握る要素。強敵が待ち受けている場合もあるが、特殊なレア装備が手に入ることもある。
・「鎧戦車」による移動中、車内を自由に動き回れる。
・「調理場」では、集めた食材を仲間とともに調理し、貴重なアイテムに変えることができる。
・「談話室」や「機関室」、「寝台」もある。
・梯子を上れば、甲板に出られる。疾走中の鎧戦車から眺める外の景色は、速度に合わせて流れていく。
・「鎧戦車」でできることや、道中で起こるイベントは「とても多い」とのこと。
■アーキタイプ
・パーティ強化の要はジョブシステムにあり、その育成が最も重要。
・本作では、ジョブの力を「アーキタイプ」と呼ぶ。
・主人公たちは「不安」と向き合うことで、誰しもが生まれながらに持っている「英雄像」として「アーキタイプ」を手に入れる。
・オールラウンドな戦いができる「シーカー」、攻撃魔法で弱点を確実に突ける「マジシャン」、強奪が得意な「シーフ」などを、「アーキタイプ」の一例として紹介。
・全員「モンク」といった偏った編成も可能。
・「アーキタイプ」の種類は、「皆さんに驚いていただけるくらいに多彩で、かなりの数を用意している」とのこと。
■バトル「ファスト&スクワッド」
・ダンジョンの中で「サーチ」すると、周囲の敵の「格」(強さ)が判別できる。
・「サーチ」で青色の敵は、自分から見て格下で弱い敵。
・公開された映像の中では、コマンドを使わずアクションゲームのようなテンポで倒す姿が描かれた。
・弱い敵とのエンカウントなど、テンポが悪くなる要素を省き、爽快にゲーム攻略を進めてもらう狙いがある模様。
・格下ではない危険な敵を「サーチ」すると、黄色で表示。
・危険な相手には慎重に近づき、「スクワッドボタン」で仲間を呼び、流れるようにコマンドバトルを仕掛けることができる。
・敵に気づかれる前に「スクワッド」を仕掛けると、先制攻撃がボーナスとして入る。
・コマンドバトルでスキルを使わないと倒せないような強敵相手でも、事前の「ファスト」のアクション部分で有利にも不利にもなる。その仕掛けが「駆け引き」を生み出しているとのこと。
・「スクワッド」では敵との間合いをとり、様々なスキルや作戦行動をとることで、緊張感溢れるタクティカルなバトルを楽しめる。
・敵を一気に片づけると、ノーダメージによる報酬ボーナスが入る。
・パーティカスタムの攻略性と自由度は、かなり高く設定されている。
■ダンジョン
・「ダンジョン」は、ストーリーを進める上で挑戦する「メインダンジョン」と、クエストなどで自由に挑戦できる「サブダンジョン」がある。
・ダンジョンの数については、「かなりの数を豊富に用意」とのこと。
■フォロワーとの交流
・「旅の過ごし方」がパーティ育成に大きく影響する。その仕組みのひとつが「フォロワー」。
・旅の途中で様々な人と出会い、親睦を深めることで、主人公の支援者となる「フォロワー」と交流できる。
・「フォロワー」の生き様を通じて、その人の中にある英雄像を感じ取り、バトルで使える新たな「アーキタイプ」を覚醒する。
・どの「フォロワー」との交流を優先させるかも、プレイヤー次第。自由な攻略が楽しめる要素のひとつ。
旅や出会い、パーティ育成にバトル、そしてストーリーの全てを、ひとつのゲーム体験として融合するようなプレイ感を目指して作られている『メタファー:リファンタジオ』。6月から各地で試遊できる場が用意される予定なので、そちらもどうぞお楽しみに。
また、今回の情報公開に合わせて本作の予約受付が順次開始されたほか、「アトラスブランド35th アニバーサリーエディション」も発表。パッケージ版・デジタル版ともに用意されるので、好みのバージョンをご予約ください。
『メタファー:リファンタジオ』は、2024年10月11日発売予定。価格は、通常版が9,878円(税込)、パッケージ豪華版が18,480円(税込)、デジタル豪華版が15,510円(税込)です。