子どもって甘いものが大好きですよね。
1つあげると次々と欲しがり、キリがなくなくなることも……。
特に子どもが少しポッチャリめの体型だとしたら、ママとしては「もうこれ以上食べたら太るわよ」と言いたくなりますよね。しかし、この言葉が子どもの体重を増やす原因になっているそうなんです!
今日は、子どもをおデブちゃんにするNGワードと、ついつい摂りすぎてしまう糖質の実態についてお伝えします。
■「ママの言葉」が余計に子どもをおデブちゃんにする!
親が娘の体重について批評しないほど、娘は過体重になりにくく、自分の体重に不満を持ちにくいというメリットがあるようだという米国コーネル大学の研究結果が発表されました。
自分の親が、体重について批評していたことを思い出す女性は、大人になって過体重になったり自分の体重に満足していない傾向があるんだそうです。
「女性の体重について批評するのは、決して良いこととはいえません。たとえ相手が小さな女の子であってもです。」と研究者のワンシンク博士は話しています。
そうなんです、ママがおデブちゃんにならないように良かれと思って言ってしまう言葉が、逆効果だったんですね!
きっと小さいながら心の中にトラウマのようなものが生まれてしまうのでしょうね。
ですから今日から気になっても体重のことや「太る」などというワードは控えるようにしましょう。
■「砂糖・小麦」などは依存症になりやすい
依存症と言えば、お酒・タバコ・薬物などのイメージが強いですが、実は砂糖や小麦などの糖質も依存症になりやすいんだそう。
もちろん糖質は必要ですが、摂りすぎるとやはり肥満の原因に……。
糖質を摂取すると、脳内に快楽物質のドーパミンが放出されます。 この快楽を求めて、また糖分を求めるように……という依存症が引き起こされるんだとか。
筆者が子どもをいつも診てもらっている自然派育児の小児科の先生にも「3歳までは砂糖はあげないでね」と言われました。砂糖はキレやすくなる怖い作用があるなどという話は知っていましたが、先生によると、3歳まで甘いものを与えなかったらその先も必要以上に甘いものを欲することがなくなるんだそうです。
相手が小さな子どもだと好きなものを辞めさせるのはかなり難しいので、できるだけ最初から「与えない」選択をした方が良いのかもしれません。糖質などの依存性の高いものは特に。
糖質で言うと、小麦もそうですね。
実は筆者も小麦大好きなんですが、大人になるとなかなか減らすことは難しいですよね。
子どもには最初から過剰に与えないようにと心掛けています。
いかがでしたか?
子どもをおデブちゃんにしないためには、体重を気にさせるワードを出しすぎないようにする必要があります。ついつい言いがちな「太るわよ」も禁句!
また、肥満の原因なる糖質は依存症になりやすいので、小さいうちは与えすぎないように、できるだけ3歳までは味を覚えさせないほうがベターです。
【参考・画像】
※ 親が娘の体重について批評しないほど、娘は過体重になりにくい
※ 糖質は依存症になりやすい
※ DementevaJulia / aaltair – Shutterstock
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガ・アーユルヴェーダ・おむつなし育児アドバイザーの分野で活動。