2020年のお正月、東京国立博物館で毎年恒例となっている企画「博物館に初もうで」が開催されます。毎年恒例となっている干支をテーマにした作品の特集やトーハク所蔵の国宝「松林図屏風」(長谷川等伯筆)をはじめとする名品が展示されますよ!

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正月企画「博物館に初もうで」

特集「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」 干支のはじまりは古代中国。
もともとは暦や方角をさす概念で、現在も私たちの生活に寄り添っています。今年は鼠にちなんだ作品を選りすぐって展示。十二支の子、大黒天の使いとしての鼠、子孫繁栄の象徴である鼠など、鼠のさまざまな顔が紹介されます。

初詣と一緒にいかが?2020年お正月も東京国立博物館で毎年恒例の「博物館に初もうで」が開催へ


染付大根鼠図大皿 伊万里/江戸時代・19世紀/平野耕輔氏寄贈

初詣と一緒にいかが?2020年お正月も東京国立博物館で毎年恒例の「博物館に初もうで」が開催へ


袱紗 紺繻子地鼠大根米俵模様/江戸時代・18~19世紀/アンリー夫人寄贈

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鼠蒔絵印籠 紐通し朱漆銘「塩見政誠」/明治時代・19世紀/クインシー・A.ショー氏寄贈

さらに今年も、国宝である長谷川等伯による「松林図屏風」も展示。年のはじめを寿ぐ様々な名品が合わせて展示されることになっています。

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国宝「松林図屏風」長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀

初詣と一緒にいかが?2020年お正月も東京国立博物館で毎年恒例の「博物館に初もうで」が開催へ


重要文化財「御所車蒔絵硯箱」江戸時代・17世紀

1月2日、3日には和太鼓や獅子舞など日本の伝統芸能も開催されますので、近隣の神社仏閣で初詣を済ませた後に訪れれば、素敵な新年が迎えられそうですね。


初詣と一緒にいかが?2020年お正月も東京国立博物館で毎年恒例の「博物館に初もうで」が開催へ


東京国立博物館、恒例の正月企画「博物館に初もうで」は、2020年1月2日(木)~26日(日)の期間で開催されます。

■博物館に初もうで

  • 開催期間:2020年1月2日(木)~26日(日)
  • 場所:東京国立博物館
  • 開館時間:9時30分~17時 ※金曜、土曜は21時まで開館 ※入館は閉館の30分前まで
  • 休館日 :月曜日、12月26日(木)~2020年1月1日(水・祝) ※1月13日(月・祝)は開館、14日(火)は休館
  • 観覧料 :一般 620円(520円)、大学生 410円(310円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※特別展は別料金。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
    ※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した方(子ども1名につき同伴者2名まで)は団体料金で観覧できます。
  • 交通:JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分、東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
2020年 博物館に初もうで東京国立博物館

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