出典: しゃかいか!
制作は福井県越前市で越前箪笥の工房を営む山口祐弘さん。建設機械メーカーの技術者を経て越前箪笥職人になった方です。
国の伝統的工芸品である越前箪笥は、ケヤキやキリなどの木材を使用し、鉄製の飾金具や漆塗りを施して作られます。その組み立てには釘を1本も使わずに「ほぞ組」する指物技法が使われているのが特徴。

2014年秋に西武福井店で開催されたファッションショー向けのアイテムとして誕生したキャリー箪笥。特徴的な飾り金具は車用の塗料で可愛らしいピンクで、本体の桐材の明るい色とマッチしてます。和風なキャリー箪笥は和服姿にもよく似合いそう。
今回、市販化にあたってサイズは機内持ち込みサイズに改良。セキュリティ的に気になる引き出しにはすべて鍵をかけることができます。しっかりした作りは、ちょっと腰掛けることだってできちゃう強度。道路の段差でも傷まないよう車輪、多少の雨ならはじく塗料でお出かけも安心ですね。

お出かけのキャリーバッグとしてはもちろん、家の中での普段使いにもよさそう。
引き出しの数や大きさ、デザインはオーダーメイド可能。重さは
9kgですが、今後軽量化されるとのこと。お値段は直接販売で20~30万円。
via.朝日新聞デジタル, しゃかいか!
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan