学情は20代の仕事観や働く意識の実態を探るために、アンケート調査を実施。2024年8月6日には「同期入社」に関して調査した結果を発表した。
今回の調査では、「秋入社」や「春入社」など、一定の入社時期を設けて新入社員を受け入れる企業も増加の傾向があるなか、20代の転職希望者は、同期入社がいることをどのように捉えているかアンケートを実施した。
調査は、はじめに「同期入社(同時期入社)の人がいるかは意識しますか」と質問した。すると、「意識する」は24.4%、「どちらかと言えば意識する」が37.2%となり、61.6%の20代転職者が同期を意識すると答えた。
一方、「意識しない」は12.9%、「どちらかと言えば意識しない」が10.5%となった。
続いて、「同期入社がいると志望度が上がりますか」と質問した。「志望度が上がる」は20.6%、「どちらかと言えば志望度が上がる」は30.3%で50.8%の20代の志望度が上がる結果が分かった。ちなみに、「どちらとも言えない」は35.2%だった。
また、同期入社がいると嬉しい理由を質問すると、複数回答で最多は「同期で助け合うことができる」で75.0%、「同期で交流ができる」が69.8%、「会社の雰囲気になじみやすい」が60.7%という結果になった。
なお、この調査は2024年7月12日~28日、20代専門転職サイト「Re就活」やWebメディア「20代の働き方研究所」の訪問者の20代495人を対象にWEBアンケートを行った。