冬の鍋のお伴として親しまれているミツカンの「味ぽん」は、2019年11月10日に発売55周年を迎える。ミツカンホールディングスでは、これを記念して、味ぽんの新しい味わい方を公募するなどのキャンペーンを開催中だ。
記念日を前にした11月6日、同社は東京都内でキャンペーンの発表会を兼ねたイベントを開催。味ぽんのCMに出演している俳優のムロツヨシさんが、新レシピの味ぽんダレつくりを実演、ゲストのお笑いコンビ、カミナリの2人とともに試食するなどした。
イベントで「ねぎたまぽん」「坦々ぽん」を試食「味ぽん」は、博多の「水炊き」に欠かせないポン酢からヒント得て開発され、1964年に鍋用調味料として発売された。当初は、みそ仕立ての鍋が主流の関東地方で苦戦したというが、店頭での試食販売などを根気よく続け売り上げを伸ばした。その後、おろし焼き肉や和風ハンバーグなどに用途を広げ、いまでは万能調味料として存在感を発揮している。
いまではすっかり鍋以外の用途が多彩になった「味ぽん」。新しいレシピのなかには、鍋用に還流させてイケるものがあるかもしれない―。ミツカンでは、発売55周年を記念して、そうした新たな味わい方の発掘を企画した。「好きな具材と『味ぽん』を合わせた、新たな『味ぽん』の楽しみ方=『チャレぽん』」というコンセプトを立て、「Let'sチャレぽん!キャンペーン」を開催中だ。キャンペーンでは、ミツカンから提案発信する一方、広く一般からもレシピやアイデアを募っている。
「Let'sチャレぽん!キャンペーン」の応募は、ツイッターアカウントの「@challepon」をフォローして行う。期間は12月9日午前10時59分まで。
イベントでは、「特注」という味ぽんカラーのスーツで登場したムロさんが、3つの「チャレぽん」つくりを実演。カミナリの2人(竹内まなぶさん、石田たくみさん)に振る舞いながら試食し、「ねぎたまぽんは豚しゃぶに合いそう」「坦々ぽんには途中からニンニクを入れてもいいかも」などといいながら、箸を進めていた。ムロさんは「チャレぽん」の審査委員長を務めており、「いい意味での無茶があるようなチャレンジがあってほしい」と投稿を呼び掛けた。<J-CASTトレンド>