いしたにまさき:日本にも小島秀夫という、世界に誇るゲームクリエイターがいます。最近の作品が「DEATH STRANDING」です。
はつめ:有名ですね。
いしたに:小島監督のすごさは、新しいジャンルをつくってしまうことですね。ジャンルそのものを。なお、DEATH STRANDINGは、ただただ配達するゲームです。
はつめ:いわゆるお使いゲーね。
いしたに:「そんなものが楽しいのか」っていうと、これがすげえ面白いっていう。その前には、ただただ隠れるっていうメタルギアシリーズもつくってましたしね。
「デススト」の世界に没入いしたに:で、ここは小島監督の話をするところではなかった。はつめさん、「Atmoph Window」って知ってます?「スマート窓」と呼ばれている製品です。
はつめ:スマート窓、知らないなあ。
いしたに:これ、要するに高精細壁かけディスプレーなんですけど。
はつめ:ほんほん。
いしたに:世界中のすごい美麗な景色とかを勝手に投影してくれるってものなんです。家にいるけど、そこに映し出される風景は違うって体験をさせてくれる。
はつめ:あ、知ってる!!あれ、すごいほしい!
いしたに:コロナ禍前からある製品ですけど、コロナ禍に最適な製品になりました。で、最初は世界の美しい風景とかそういうのだったんですけど。
はつめ:うんうん。
いしたに:スターウォーズコラボモデルが出まして、「窓の外はスターウォーズの世界」ってのをやったんですよ。
はつめ:え、いいな。その世界に没入出来るんですね。
いしたに:ディスプレーの枠もそれっぽい感じで、しかも最大3面まで増やせるので、まさに没入できる。そして、そのスターウォーズの次のコラボモデルはなんだろうと思ってたんですが、なんとデススト版が出たんですよ。
はつめ:配信部屋の後ろとか飾りたい。
いしたに:いや、もう出荷されるのか。
はつめ:買おうかな。
いしたに:ぜひ、買ってください!3枚の方を。3枚セットの購入リンク貼っておきますねw
しかもディスプレーに映し出されれるだけじゃなくて、枠もパッケージの箱もデススト風にちゃんとなってます。
はつめ:ちょっと検討します。配信は「精神と時の部屋」で
いしたに:ほら、デスストって、お使いゲームだから。
はつめ:うんうん。
いしたに:ゲーム中は、ずっと荒涼たる景色の中にいるわけですよ。
はつめ:道ひいてね、なんもねー荒野にね。
いしたに:そうそう、そこからやらないといけない。で、その光景があなたの部屋にもやってくるというわけです!
はつめ:いいなぁ。配信部屋とか、防音性考えて窓とかにも遮音材貼ってるので、「精神と時の部屋」なわけですよ。
いしたに:そうでしょうね。
はつめ:こういうのあると、心落ち着きそう。
いしたに:なお、あと他のコラボモデルはディズニー版しかない。つまり、Atmoph Windowのコラボモデルって、ディズニー版とスターウォーズ版とデスストの3つしかないんですよ。これ、ゲーム知らない人からすると、完全に意味不明だと思います。なんで、その3つなのって。
はつめ:たしかに。でも、部屋の電力足りるかなぁ。
いしたに:わはは。電力よりも重量ですね。4.5キロが3枚なので、13.5キロに壁が耐えられないといけない。
はつめ:壁が耐えられん。
いしたに:じゃあ、1枚にしましょう。
はつめ:これ、横にできたりするんですかね。
いしたに:いや、それは無理じゃないかな。
はつめ:ちょっとガチで検討します。関係者の方がこれを見てたらご連絡ください。いつでもゲームできる場所探してる
いしたに:最後にまたゲーミング不動産的な話をして終わりたいと思います。賃貸の次はホテルです。しかも場所はアキバです。「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」。ここにゲーミングルームがつくられたそうです。
この部屋ですね。
あ、けっこう埋まってるなあ。なお、場所はアキバの駿河屋のとなりです。
はつめ:こういうのって、泊まるとか、ゲームするためっていうよりも、私たち目線からすると撮影につかえていいな~って印象です。
いしたに:ああ、なるほど。
はつめ:でも秋葉原なら、めちゃめちゃいい。連載で、以前地方のゲーミング賃貸あったじゃないですか。
いしたに:はいはい。
はつめ:それの理想形ってかんじ。大阪にもたしかありますよね。
いしたに:なるほど。あの時、はつめさんも「都心にあればなあ」と言ってましたもんね。
はつめ:うんうん
いしたに:ということで、これは需要を満たしているということですね。他にこういうホテルがあるといい場所とかってあります?
はつめ:幕張。
幕張。
幕張!!!!!!!!!
幕張は大会が多いので!
いしたに:わかるわかる、その需要。
はつめ:幕張にこういうのできたら、ゲーマーだけじゃなくて、いろんな層に需要ありそうですよね。
いしたに:ここで動画つくる人も出てきそうですw
はつめ:私も撮りたいな。レンタルスタジオ兼時期によって宿泊可能みたいなのでもよさそう。
いしたに:イベントとかに参加して、そのままホテル直行して、撮影ということがスムーズにできますね。
はつめ:ゲーマーって、各地でいつもインターネットを通してゲームしてるので、大会前に初めて全員そろってゲームできるのに「場所がない!」となりがちなので、こういうホテルが増えるといいですね。
いしたに:なるほどおー。私が最初ゲームとホテルって聞いたときは、需要あるのかな?とか少し思わなかったわけでもないのですが、ゲーマーはいつでもゲームができる場所を探しているわけで、そこに需要はあるということですね。勉強になるなあ。
はつめ:結局ゲーマー、オフ会で会ってもゲームしたがるので。
いしたに:そういうことですね。
【連載】はつめ降臨 成長する連載「第二形態」<J-CASTトレンド>
はつめ現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。Twitter:https://twitter.com/hatsumememe
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCq1FEiGmyh-52yYGeOMTVLA
いしたにまさきウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
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