いしたにまさき:すっかりエルデンリングの話だけで、話が長くなってしまっているのですが。もう1つ、取り上げたいゲームがありまして、それが「グランツーリスモ7」です
はつめ:出ましたね。レースじゃなくてカーライフゲーム自分、車の免許持ってないんですが、これで講習とか受けられないんですか。
いしたに: おお、それはいい振りですね。まずはオープニングムービーなんですけどね。これ見てもらうとわかるんですけど、「レースゲームでしょ?」という思い込みをいい意味で裏切っていて、いきなり自動車の歴史が延々と語られます。
はつめ:確かに。
いしたに:もともと、グランツーリスモは単なるレースゲームではなかったんですけど、今回はその要素が増えています。つまり、グランツーリスモって、要するにレースゲームじゃなくて、カーライフゲームなんですよ。
はつめ:なるほど!
いしたに:なので、まずは車を買うために稼がないといけないんですが...。稼いで車をゲットして、強化して、講習受けてライセンスもらって。で、レースで勝つと賞金もらえて、いい車ゲットできて...という感じ。
はつめ:綺麗なグラセフみたいな生活。
いしたに:なお、中古車センターもあります。
はつめ:グラツーって、「王道レースゲーム!」ってイメージだったんですが、新しい感じになってるんですね。
いしたに:その勘違いがけっこうあるんですよね。で、ほら、車って、そう簡単にほいほい買えないわけですよ。
はつめ:うんうん。
いしたに:カネがあったとしても、そんなに置くところないし...。でも現実には買えないけど、味わってみたい、運転してみたいというのはあるわけです。そして、その夢をかなえてくれる。
はつめ:なるほど...「カーシミュ」のほうが近いのか。
いしたに:はい、それです。で、今回のグランツーリスモ7がやばいのがですね。カメラ機能です。
はつめ:ありますね。現実と勘違いしますよ、こんなの
いしたに:ちょっと今回ヤバい。例えば、これ。
はつめ:すご!
いしたに:で、これは友人に送ってもらったんですが、ちょっともうどうかしてるレベルになっていて。
はつめ:完全に今までの娯楽が、家でスクリーンで完結する世界になってきてますね。
いしたに:これ、ゲームだと静止画の中に車を置いて撮影しているんですが、その友人が3Dとか詳しい人なので、なにがすごいのかを教えてもらったんです。この静止画が持っている3Dのライティングの情報を、そのまま車に再現できるそうなんです。だから、こんなになじんでしまう。同じ光で撮影しているということですからね。
はつめ:ほうほう...!本当にその静止画の中にあるみたいですもんね。
いしたに:そうそう。
はつめ:あ、なるほど。現実と勘違いしますよ、こんなの。
いしたに:そうなんですよ。で、恐ろしいのが、このままのクオリティーでレースできてしまう。でも、そのレースはグランツーリスモの魅力の一部でしかないとも言えるので、カーシミュレーションゲームとして、かなりの完成度となっているわけです。
はつめ:このまま動くのヤバそう。
いしたに:またですね。そのレース用のAIとかも開発されていて、すでにプロゲーマーに勝利したとか、今はまだ学習中ですとか、もうなんかいろいろとすごい。
はつめ:お~すごい。
いしたに:なお、このレースAI「グランツーリスモ・ソフィー」という名前なんですが、グランツーリスモ7のアップデートで、これからプレーヤーの元に届けられる予定だそうです。つまり、まだリリースされてません。
はつめ:いいですね。
いしたに:こういうところ、今のゲームいいですよね。発売で終わりではないというところ。
はつめ:アップデート要素ですよね。
いしたに:長く遊べるし、アップデートでまた遊び始める人とかもいるでしょうからね。
はつめ:そうか、昔は発売したら終わりだもんな...。
いしたに:今となってはもう信じられないですけどね。
はつめ:ポケモンですらアプデ入る。去年からこそこそ準備してました
いしたに:さてさて、はつめさんがずっと言い続けているので、この話に触れない訳にはいかない。「オーバーウォッチ2」、ベータ参加の募集です。
はつめ:応募しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いしたに:やはり。で、これ抽選なんですね。
はつめ:ベータテストは抽選ですね。
いしたに:4月下旬、楽しみですね。
はつめ:4月末の予定空けました
いしたに:当選することを祈りたいと思います。私、最近ガチャで神引き連発しているので、多分はつめさん当選すると思います(根拠なし)。
はつめ:やったぜ。
いしたにまさき:最後に、これも触れておきたいという話です。いつのまにレコーディングしてたんですかw
はつめ:去年からこそこそ準備してました。「2022年は好きなことをもっとやる」っていうのが自分のテーマなので、その一発目として!
いしたに:きのう、きょうの準備ではないことは一聴するだけでもわかりました。
はつめ:今後もこういうコトたくさんするので、よろしくお願いします。
いしたに:ということは、今後オリジナルの曲とかも...まあ、「そこは質問するな!」ってことか。
はつめ:待ってればたくさんいいことあります。
いしたに:そりゃ、いいねw
【連載】はつめ降臨 成長する連載「第二形態」<J-CASTトレンド>
はつめ現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。Twitter:https://twitter.com/hatsumememe
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCq1FEiGmyh-52yYGeOMTVLA
いしたにまさきウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
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