6月9日、「スッキリ」(日本テレビ系)で幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏(34)の謝罪文が紹介された。そこで加藤浩次(51)やロバート・キャンベル氏(63)は、コメンテーターや編集者としての責任について言及した。
エイベックス会長・松浦勝人氏(55)の自伝を執筆していたライター女性・Aさんの自宅へ行き、不倫関係を迫ったと報じられている箕輪氏。「文春オンライン」によると報道についてハニートラップであるかのようなツイートをしたいっぽう、サロンメンバーに向けた動画では「俺は反省してないです。ふざけんなバーカ」「何がセクハラだよボケ」などと発言したという。
そうしたAさんへの対応だけでなく、もう1つの責任も問われている。
「スッキリ」で火曜日のレギュラーコメンテーターを務めていた箕輪氏だが、報道されて以降は欠席状態に。番組も彼について触れることがなかったため、《スッキリもこの問題取り上げないと》《スッキリもこの件に突っ込むべき》
と厳しい声が上がっていた。
そんななか9日、「スッキリ」では番組の終盤で箕輪氏のメッセージを紹介。水卜麻美アナ(33)が代読することになった。
箕輪氏は文面で「一連の問題で不快な思いをさせて申し訳ありません」と、視聴者や番組メンバーに謝罪。そして「コメンテーターという仕事をするのにふさわしくない」という理由で「スッキリ」などテレビ番組への出演を自粛するとも明かした。
すると加藤は「スッキリ」側が「コメンテーターであるからには番組でしっかり発言すべき」と箕輪氏に伝えていたことを明かした。そして、こう語った。
「コメンテーターという立場でテレビに出てるということは、何かあった時、そこでやっぱり言葉を紡いでいかないと。そして自分が何か反省があるんだったら、その場で言うのが、テレビに出てる人間のやらなきゃいけないことじゃないか」
いっぽうで加藤は「これまでの発言など、個人全てを否定するのは違う」とも続けた。またキャンベル氏は「編集者は言葉を尽くす職業」とし、「報道について、きちんと本人の口による言葉や文字で表明していただきたい」とコメント。さらにこう述べた。
「ここでお詫びをされても、ちょっと違うと思う。迷惑かけたのは我々ではなくて、被害女性ですので」
箕輪氏のコメンテーターや編集者としての責任を指摘した加藤やキャンベル氏。ネットでは彼らに賛同する声とともに、箕輪氏に対して厳しい声が上がっている。
《番組側から出演してほしいと頼まれてもそれを断り、水卜アナに代読させるだけですか….》
《謝罪投げて寄こして自粛しまーすってのは今までコメンテーターとして仕事してきた人の辞め方としてはやや残念ではあるよな》
《加藤さんのコメントが真っ当すぎる。人前で言葉を発する仕事で金貰ってんなら、ちゃんと人前で言葉でなんか言え。そらそうだ》
《コメンテーターなら言葉でしっかり説明するのがスジじゃないの?逃げでしかないよ、箕輪さん》