カラフルなファッションと破天荒なキャラクターで、テレビ界を席巻しているフワちゃん。テレビで見かけない日はないほど、快進撃が続いている。

9月26日放送の『お笑いの日2020』(TBS系)でも、「音ネタFES」のコーナーに登場した。東海大菅生高校吹奏楽部の演奏をバックに、はなわ(44)やテツandトモ、ジョイマンら芸人6組が“音ネタ”をメドレーで披露。

このコーナーでは、司会進行を務めたフワちゃん。出演者の紹介だけでなく、一緒に歌って踊るなどステージを駆け回って番組を盛り上げた。生放送だったが、時間をオーバーすることなく完遂。視聴者からは、称賛の声が上がった。

《フワちゃんすごいよ…フワちゃんがいるだけで安定感がすごいよ…》
《フワちゃん動きながら完全に台本進行してるのは評価されるべき》
《フワちゃんのご機嫌な進行役見てるだけで幸せな気分になるな》

もともと事務所に所属する芸人からYouTuberに転身したフワちゃん。19年4月に『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、指原莉乃(27)が注目するYouTuber芸人としてテレビに初登場。それを機に爆発的にブレークし、20年上半期の番組出演数は112本と引っ張りだこになった。

いっぽうで生放送番組の出演前日に交通事故に遭ったり、『24時間テレビ』(日本テレビ)の生配信中に失禁したりなど何かとハプニングも多い。それでもオファーが途切れないのは、キャラクター性の他にも理由があるという。

「まずフワちゃんは制作者として、“見せ方”を熟知しています。

動画も納得がいく作品に仕上がらない限り、アップしません。テンポや音選びなど、1本あたり10日もかけるほど編集にこだわるといいます。コロナ禍でリモート収録が続いた際は、フワちゃんの編集技術やアイデアが参考にされることも。彼女にとって、追い風となりました。

過去には『下品』などと批判を浴びた動画もありましたが、配信停止になるような大炎上はありません。配信前は第三者にチェックしてもらうなど、リスク管理も入念。そうした面も評価されています」(テレビ局関係者)

いっぽうで大御所タレントを呼び捨てにし、敬語を使わないといった言動から嫌悪感を表すアンチもいるという。だがフワちゃんにとって、アンチは取るに足りない存在のようだ。

「たしかに長嶋一茂さん(54)に怒られたこともありました。ですが、その後は共通のハワイの話で盛り上がったそうです。実際、共演を機にフワちゃんと親しくなる芸能人が急増しています。例えば、笑福亭鶴瓶さん(68)も『実際に会ってみると真面目で良い子』と大絶賛。

相手を敬うといった感情表現が上手なのも、フワちゃんの長所です。

また『自分が好き!』と公言するなど、フワちゃんは自己肯定感が高いことでも知られています。アメリカに住んでいた小学生の頃、『個性は違って当然』と知った影響が大きいようです。テレビで見る言動も自己主張は強いですが、他人に価値観を押しつけません。そういった芯の強さから、アンチには動じないそうです」(前出・テレビ局関係者)

12日放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京系)では、海外進出の野望も明かしていたフワちゃん。今後の活躍に目が離せない!

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