タレントの小林礼奈(29)が、6月5日に投稿したブログが発端となった“タンメン騒動”。連日ネットニュースで取り上げられるなど、世間から大きく注目を集めた。
同日、人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」に娘と訪れた小林は、他の客から失礼な態度を取られた出来事を「酷い話だよ」と題してブログに投稿。ブログ内では店員の対応にも言及されていたため、店側は9日に公式サイトを通じて当時の状況を時系列で説明。店内に設置された防犯カメラの映像をもとに、小林の飲食時の様子を本社幹部と店長で確認したという。
「小林さん親子の他に、知人女性とその子供も一緒だったといいます。店内に一卓しかないテーブル席で食事をしていたところ、その席が空くのを待っていた家族連れ客から『遅えよ』などと急かされたそうです。
また小林さんは食事中にもかかわらず、店員から退店を促されたとも記していました。そのことがきっかけで、店側がコメントを出す事態になったのです。店側がカメラで確認すると、小林さんが座った席は厨房内から見えにくい場所だったといいます。小林さんへの声かけは、『店員の勘違いだった』として店側は謝罪しました」(スポーツ紙記者)
騒動が大きくなったことを受けて、8日にブログで謝罪文を出した小林。日常的に書いているブログだったことから、《ありのままを 何も考えずに思ったことを書いてしまいました》と釈明。
そのいっぽうで、《ただ、、芸能人だから、タレントさんだから インフルエンサーだから、、影響力があるから。と 正直にお店や食べ物やお洋服、商品の感想を書いたり発信できないの? そこは表現の自由だとも反面思います》とも綴った。
■店名公表に「ホリエモンと同類」
11日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)にVTR出演した小林は、騒動について改めて説明。番組内では小林とラーメン店の社長が電話をする様子も映し出され、両者は和解したかたちとなった。
小林は番組内でトラブルをブログに綴った理由を、「悔しくて書いちゃいました」とコメント。具体的な店名を出したことについて、「実名(店名)を出しちゃったのは今回が初めて。実名は出しちゃいけなかったな」と反省する様子を見せていた。
いっぽうMCの坂上忍(54)は「店名を出しちゃうっていうのは、僕はしない」とし、「批判的になるときは、実名は出さないって言うのは基本的なルールですね」と見解を示した。
ひとまず終息の兆しを見せた今回の騒動だが、大きな話題となった“あの騒動”を思い浮かべた人も少なからずいたようで……。それは、昨年9月に起きた堀江貴文氏(48)と餃子店とのトラブルだ。
「堀江さんの場合は同行者がマスク未着用だったため、入店拒否されました。そのことを堀江さんは店名を伏せつつも、特定しやすい書き方でSNSに書き込んだのです。瞬く間に特定された餃子店は、誹謗中傷の電話が続くなどして休業に追い込まれました。
小林さんの件でも、店側に『こんな対応をするのか?』『許せない!』といった声が届いているといいます。
ネットでは、小林の“店名晒し”にホリエモン問題を重ねながら批判する声が上がっている。
《堀江某と同様、店名出してトラブル報告するからだよ。同情求めて「こんな酷い目に遭いました。皆さんどう思いますか」って。批判する人だっているよ》
《こいつも餃子騒動のホリエモンと同類だな。言い訳が見苦しい》
《ホリエモンにしてもそうだが、店を特定できる形で投稿したらダメですね》