11月7日、公式サイトで緊急搬送されていたことが発表された浜崎あゆみ(43)。
同サイトによると浜崎が搬送されたのは、前日6日に名古屋で開催された『ayumi hamasaki ASIA TOUR 2021-2022 A ~23rd Monster~』の公演終了後。
その後、同日中に公式サイトで《意識不明の状態が続いておりましたが、先ほど意識が戻り現在は容態も徐々に安定して参りました。引き続き医師の指導に従い、治療に専念して参ります》と浜崎の状況が報告された。
「浜崎さんは4日にも、足首の骨折をインスタグラムで報告していました。それでも6日の公演では杖や車椅子を使いながらも、曲数を減らすことなくパフォーマンスを完遂させたというのです。そのような出来事があった直後でもあり、ファンや関係者の間では浜崎さんを慮る声が相次いでいます」(プロモーター関係者)
■極秘だった第1子の妊娠・出産
一時は意識不明になるほど命の危機にさらされていた浜崎。歌手であると同時に2児の母でもあることから、SNS上では《お子さんも小さいから何かあっては大変! 回復を祈るばかり》《子供産んだばかりだし 無理しないでほしいな》といった声も寄せられている。
’20年1月に第1子の出産を電撃発表し、世間をどよめかせた浜崎。そして昨年10月には第2子の妊娠を発表し、今年5月に出産を報告していた。だが浜崎はまとまった産休に入ることなく、ステージに立ち続けてきたのだ。
「浜崎さんが1人目のお子さんを出産したのは、’19年11月だといいます。
14年ぶりとなる今回のアジアツアーも始まったばかりですが、2人目のお子さんを出産して間もないのは確か。浜崎さんは出産直後の6月と8月にも、ファンクラブ会員限定のライブを行うなど精力的に活動してきました」(音楽関係者)
■ステージを創り続ける理由
第1子の出産時期と報じられている’19年11月、本誌は西麻布にある高級エステ店に通う浜崎をキャッチしている。臨月を迎えていたためか、ゆったりとした服に身を包み、おなかをいたわるように歩く姿が印象的だった。
「このエステ店では出産1カ月前まで受けられる妊婦向けの特別コースがあり、早期の仕事復帰を目指して出産後も通う妊婦さんも多いと聞きます」(美容ジャーナリスト)
前出の音楽関係者は語る。
「浜崎さんは出産に控えて、膀胱や子宮を支える骨盤底筋の維持に何より気を使っていたと聞いています。また出産直後のカウントダウンライブでは、医師や助産師が24時間態勢でサポートしていたといいます。
ただ、そういったサポートがあってこそ実現したステージだとして、浜崎さんは《女性が産後すぐに動けるという事の証明では決してありません》と説明していました。“平成の歌姫”と称される浜崎さんですが、『そんな肩書きはいらない』と言うほどステージ活動に熱意を注いでいます。たとえ妊娠・出産をしたとしても、立ち止まりたくなかったのではないでしょうか」
昨年は新型コロナによる影響で、ツアーが1会場を除きすべて中止となったこともあった浜崎。
《ただひとつ、もしも叶うなら、誰かにとっての、何かにとっての、暗闇を照らすほんの少しの光になれたら。それに尽きます》
’98年にデビューして以来、“The Show Must Go on”の精神でツアーやライブを休みなく敢行してきた浜崎。今はただ、心身を癒すことに専念できるよう祈るばかりだ。