「お相手は30代後半の一般女性で、10年間も交際していたというのに、これまで一切報じられなかったのが不思議でなりません。
最近は戸田恵梨香さんと松坂桃李さん夫妻など、結婚するまでメディアに交際をキャッチされないケースもありますが、こんなに長期間、隠せたのは本当にすごいことです」(テレビ局員)
10月30日、“最後の大物独身俳優”とまで称された佐々木蔵之介(53)が結婚を発表した。
「お相手の情報は友人でも知らなかった人が大半で、医療関係者だと聞いています。きっと、佐々木さんは10年間も陰でしっかり自分を支えてくれた彼女への感謝の思いで、プロポーズしたんじゃないでしょうか」(佐々木の知人)
10年間も、マスコミに知られずひそかに愛を育み、電撃婚を果たした佐々木。じつは、独自の“スクープ封じ大作戦”を展開していたというーー。
「佐々木さんは役者人生のなかで、テレビ局報道マンや週刊誌編集長などの役柄も演じてきました。役作りをしたこともあって、どんな時期に自分を張り込むのか、どのようなことを記事にされるのかなどを熟知しているのです。
ふらっと飲みに行く際も、その場に異性がいる場合はカウンター席を選ばない。なるべく同じ車で移動せず、タクシーや電車を乗り継いで交通手段を複雑にするとか、日常の細かいところまで気を配っていたそうです」(佐々木を知る俳優仲間)
なんと佐々木は、お互い愛称で呼ぶ親友である天海祐希(54)に、こうした“秘伝のスクープ封じ術”を指南していてーー。
■「性格の次に口の堅さが重要」
「佐々木さんは『プライベートで“あまみん”をご飯に誘うのは、撮られたときに申し訳ないから控えている』と話していました。その天海さんにも、今年の春ごろに『スクープを封じるにはこうしたほうがいい』と懇切丁寧にアドバイスしていたそうですよ。
ふだんから付き合う友人についても、『性格の次には、口の堅さが重要なんだ』などと、佐々木さんは熱弁を振るっていたと言います」(前出・俳優仲間)
佐々木のゴールインに、実家の老舗酒蔵・佐々木酒造もにぎわいを見せていた。女性客の一人は、「蔵之介さんのお祝いがてら、買って帰ろうと思って」と笑顔で話す。
「そういえば、蔵之介さんが発表してから、うちに来るお客さんも増えていますね。お酒を買うときに、『蔵之介さんのご結婚、おめでとうございます!』と声を掛けてくださった方も何人かいらっしゃいました」(店頭販売のスタッフ)
佐々木と新妻は、実家の日本酒を注ぎながら、晴れやかな気分で祝杯を挙げたことだろうーー。