大手衣料品通販「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏(46)に、新たな熱愛が報じられた。
前澤氏といえば昨年12月に日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するなど、夢だった宇宙旅行を実現したばかり。
そんな彼のかたわらにいたのがガールズバンド「SILENT SIREN」の元リーダーで、ドラマーの梅村妃奈子(30)。20年夏ごろから交際をスタートし、前澤氏の宇宙旅行の準備中もサポートをしていたという。
この報道を受けて「やっぱりお金持ってるから若い子と付き合えるんだ」といった、前澤氏=お金というイメージで批判をする声も多くあった。
しかし、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「前澤氏のようなタイプの人は、そもそも年相応の相手との恋愛は無理。それには、3つの理由があります」と語る。以下、おおしまさんが語る理由とはーー。
■お金に象徴されるエネルギッシュさはその人の魅力になる
前澤さんといえば「お金配りおじさん」といった愛称がついているほか、現在は「お金をこの世からなくしたい」と発信。もはや、お金は前澤氏の代名詞ともいえるほどイメージが定着しています。
こうした理由から「前澤氏が若い子と付き合えるのはお金を持っているからだ」と決めつける方がいるようですが、私はそれだけだとは思いません。
もちろん桁違いの財力が、まったく女性側に影響を与えないとは言いません。お金持ちの彼と付き合うことで、特別な経験ができることもあるでしょう。
そもそもお金を人よりも多く持っているということは、それだけエネルギー量が高いことの象徴ともいえます。年齢や見た目や安定力ではなく、そうした生命力にあふれた男性を好む女性は一定数いるのです。
■年齢相応の女性は、エネルギッシュより安定をもとめる
また前澤氏が若い女性ばかりを求めている点について、批判をする人が一定数います。たしかに16歳の年齢差があると「話題や価値観が合わないのでは?」と思うものですが、彼の場合は若い女性とウマが合う事情もあるかもしれません。
前澤さんといえば突然ZOZOを退任したり、お金配りを始めたり、宇宙旅行をしたりなど、とにかくチャレンジ精神にあふれています。こうしたチャレンジは遠くから見る分にはすごいなと思うものですが、パートナーがこうだった場合は不安で仕方ないものです。
女性というのは一般的に20代よりも30代、30代よりも40代になるにつれて安定志向が強まる傾向にあります。つまり彼のような尋常じゃないチャレンジングなメンタルに釣り合う女性は、そもそも同世代だと少ないのかもしれません。
■夢を語ることに賛同してくれる女性は、実は少ない
前澤さんは「世の中からお金をなくしたい」と宣言し、その理由を語っています。これが彼の生きている間に実現するのかは不明ですが、筆者はこの語りを読んだ際にある種の宗教的な強い説得力を感じました。
理論的に破綻しているような、とてつもなくきちんと成立しているような感じ。
こうした強く言い切れる言葉の力を持つ人がもっとも嫌うことは、自分のエネルギーや意思をむやみに削ぐような人です。となると同世代の安定を望む方よりも、まだまだ自身もチャレンジ精神にあふれている20代女性のほうがパートナーとして成立しやすいのかもしれません。
宇宙の次は、世の中からお金をなくす。
個人的にはなくなったとしても人の価値観に比較の精神がある以上、平等な幸せは訪れないのではと思ったりもします。ただ“お金の代名詞”が言うからには、もう少しだけその言葉が示す世界を見ていたい。こう思わせるのが、前澤友作氏の魅力なのでしょうか。
彼にとって、恋愛は自分の夢を叶えるためのサポート的なイベントかもしれません。それ自体は離婚歴がある46歳相応の考え方であり、ある意味で年齢相応の恋愛をしているとも言えるのです。
(文:おおしまりえ)