交通事故による急性硬膜下血腫でザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)が逝去して2週間。いまも偲ぶ声が多く寄せられているが、仲本さんの内縁の妻である三代純歌(54)のスキャンダルが相次いでいる。

仲本さんが亡くなった翌日の10月20日、本誌は都内の斎場を抜け出しスタッフたちと焼き肉店に向かう純歌の姿を目撃。

「それにしても疲れたね」と焼き肉を食べながら労をねぎらう純歌だったが、「いつもそうだよ、(事務所トップの)意地悪で邪魔されて」と仲本さんの所属事務所への不満を口にする一幕も。亡くなった仲本さんについては「ばかだよね、ドジだよね。本当に困るし、寂しいよ」と惜しんでいたが、戒名料の一部を山分けしようとする会話もしていた。

本誌が“焼き肉密談”について純歌に取材を申し込むと、「取材は受けていない」と話していたが、焼き肉店での会話についてだと伝えると答え始めたのだった。

事務所への不満を漏らしていたことについて聞くと、「そりゃいろいろありますよ。

でも和解しながら言っているので。(事務所も)一生懸命やってくれましたから」と回答。また、戒名料の件に関しては、「事務所のほうから渡した金額の範囲でやってもらっていいですか、と頼まれました。(お金をごまかすことは)ないですよ」と答えていた。

■数々のスキャンダルに自ら反論するも悪びれる様子はナシ

本誌は今年5月、純歌が横浜にカレー店を開いたため夫婦が別居したことを報じた。さらに仲本さんが交通事故に遭う5日前には、『週刊新潮』が“妻に置き去りにされた仲本さんがペットたちとゴミ屋敷で暮らしている”と報じた。

しかし、純歌は10月27日に発売された『週刊文春』の取材に90分にわたって答え、別居した先の横浜には仲本さんも連日来ていたなどと、それまでの報道に反論。

「純歌さんは友人限定のFacebookでも《嘘の記事が多すぎるマスコミ》などと主張していますが、文春に答えた内容は言い訳ばかりで、ゴミ屋敷の件についても仲本さんの責任のように語っています」(スポーツ紙記者)

そうしたなか、“故人への冒涜”ともとれる行動が明るみになる。10月23日に行われた告別式では、最後の別れの場である出棺の直前に、純歌と彼女の友人男性数人が仲本さんの遺体をスマホで執拗に撮り始めたのだ。

本誌は11月8日号で、参列していた故・いかりや長介さん(享年72)の長女や、高木ブー(89)の長女、そして加藤茶(79)の妻・綾菜(34)らが激怒したことを報じている。高木の娘が「やめて! 仲本さんをそんな風に撮らないで! ご遺体は目に焼き付けるものでしょう!」と制止するも、純歌の友人の一人は「なんでダメなんだよ!」と言い返したという。

参列者の一人は本誌の取材に、「制止にも応じず故人を撮影し続ける純歌さんたちに対し、いかりやさんの娘さんも声を荒らげていました。

綾菜さんも泣き崩れて、高木さんの娘さんと3人で、肩に手を回して抱き合い、支え合っているような感じでした」と証言していた。

静かに仲本さんを送るはずの場を、険悪なムードに変えた純歌。本誌の取材に「親族なら撮っていいけど、それ以外の人が撮るのはいけないんじゃないかとは言われましたが、私が注意されたわけではありません」と、“あくまでも注意されたのは友人たち”と主張した。

■“愛人報道”に「私を陥れようとする人がいる」と主張

そうした非常識な言動にネット上でも《ご遺体を撮るなんてあり得ない》《ただただ仲本さんがお気の毒》と批判の声が上がるなか、さらなる醜聞が。純歌と不貞関係にあったという男性が『週刊文春』に告発したのだった。

「記事では、純歌さんが営むカラオケスナックの客だったA氏が、純歌さんから誘われたことを機に肉体関係を持ったと証言しています。

初めのうちはホテルで会っていたようですが、純歌さんが店から近い場所に借りたマンションで逢瀬を重ねるようになったといいます。ところがA氏だけでなく、純歌さんは客やスタッフのなかから次々と違う男性を誘っていたというのです。純歌さんは文春の取材に、仲本さん以外の男性と肉体関係を持ったことを否定しています」(週刊誌記者)

2日に公開された『スポニチアネックス』の記事では、純歌が“愛人報道”を改めて否定。「店には私目当てで来るお客さんや、誘ってくる人もいた。断った人もいる。ふられた腹いせで私を陥れようとしているのではないかと思う」と語っている。

また、「ほとんどの人は私が原因で仲本が死んだと言う」とも話しており、「私が呼び出したから(事故現場の横浜に)来ていたわけではない。麻雀が趣味だったので仲本が来る形にはなってしまっていて、反省はしている」と述べたという。

「東スポWEBでは、純歌さんは『思ったことが素直に行動に出るタイプ』と報じています。そのような性格は本人も自覚しているといい、周囲には“敵”も多いようです。とはいえ、仲本さんは都内から横浜まで、毎日のように献身的に通っていたと聞いています。仲本さんの仲間や知人たちは、高齢の夫をもっとサポートしてあげて欲しいと思っていたのではないでしょうか」(芸能関係者)

数々のスキャンダルが報じられても動じることなく反論する“強心臓”の純歌。

仲本さんのためにも、これ以上出てこないことを祈るばかりだが……。