「今回の“トド発言”の炎上にアッコさんは相当なショックを受けています。番組内での謝罪を自ら提案し関係者らに頭を下げて回っていました。
そのため、来春で番組を終了させる方向で局と話が進んでいると聞いています」(テレビ局関係者)
和田アキ子(74)が司会を務める長寿バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)が10月で放送開始40年目を迎える。
和田が“芸能界のご意見番”として日曜の昼を盛り上げてきた番組だったが、近年は彼女の体調不良や不適切発言などで、打ち切りが度々噂されてきた。
「先月11日の放送では、パリ五輪女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花選手(26)が休憩中うつぶせでカステラを食べている“もぐもぐタイム”の映像で失言。『トドみたいなのが横たわっているみたい。かわいい』と発した直後、SNSで《失礼すぎる》《時代錯誤》と批判が殺到したのです。
翌週の放送で和田さん自ら『リスペクトが足らなかったと思っております。申し訳ありませんでした』と謝罪することになりました」(スポーツ紙記者)
■「こんな年になったら本当にテレビ見ない」
和田は最近のテレビについて、7月13日に出演したラジオ番組で率直な感想を述べていた。
「私もこんな年になったら、本当にテレビを見ないもんね。自分がテレビをやっているのに、何か見たいっていう(のがない)……」
前出のテレビ局関係者は言う。
「アッコさんは『おまかせ!』について『40年は番組を続けたい』と言い続けてきました。いよいよ来年で区切りを迎えます。
制作側とは何度か番組の理想的な幕引きを話し合い、今回、“来春で番組終了”についてアッコさん側も局もついに意見が一致したと聞きました」
バラエティ番組に長年、心血を注いだ和田もSNS全盛期の生放送リスクの大きさに「心が折れた」のか。制作関係者は言う。
「年内に番組終了を発表する方向で動いており、来年1月からは40年を明るく振り返る企画コーナーを予定しています。アッコさんは“TBS日曜昼の顔”として最大の功労者。最後の花道として全力で送り出すことになると思います」
TBSに来春の番組終了について聞いたが、期限までに回答は得られなかった。
「後番組については現在のような情報バラエティを踏襲する予定です。制作側からは現レギュラー陣のカンニング竹山さん(53)をMCの一人として推す声が上がっています」(前出・テレビ局関係者)
“40年目の激震”は、芸能界の勢力図を大きく変えるかも――。