2匹のぬいぐるみとたわむれて、かわいらしい一面を見せてくれた、Aぇ! groupの正門良規(28)。放送中の主演ドラマ『ムサシノ輪舞曲』で、10歳年上の女性に一途な恋をする、阿川龍平役を好演している。

本作は正門にとって、連ドラ初主演作だ。

「連ドラの主演は、ジュニア時代から憧れていたお仕事なので、純粋にうれしかったです。それに、背筋が伸びるような思いもありました。すぐに報告したのは、同期の(西畑)大吾と(永瀬)廉。2人とも『おめでとう』と言ってくれました。姉にも連絡したんですけど、すごく喜んでくれましたね」

現場では、座長という立場になるが、何か意識していることはあるのだろうか。

「先輩たちの背中をたくさん見てきたので、まずは豪華な差し入れをしたいと思っています(笑)。でも、どこに発注したらいいのかわからへん……。映画『グランメゾン・パリ』のとき、木村拓哉さんが、ラーメンの屋台を丸ごと差し入れてくださって。あれを僕がやるには、さすがに早すぎると思いますけど、ちょっと聞いてみようかな。ただ、『正門さんからいただきました!』って言われるのは、ちょっと照れちゃうんですよね(笑)」

そんな正門が演じる龍平は、10年もの間、隣の家に住む武蔵原環に片思いを続けている。

「深いですよね。

10年も思い続けていたら、恋愛の範疇は超えているような気もしますし。僕も龍平くらい一途でいられる自信があると言いたいけど……。実際、わからないですね。ただ、片思いの温度感を保ち続けるのは、僕には難しいかも。愛情の形は、時間とともに変わっていくと思うので」

とはいえ正門自身も、大好きなギターに対する愛情は、変わらず一途で深いものに思える。

「たしかに、ずっと一筋でいるのは、アイドルとギターくらいですね。家でも毎日弾いてますから。曲を弾くときもあるし、動画で見た印象的なフレーズをまねして鳴らすときもあります」

本作には、阿川家の飼い犬ポンが登場する。白くてふわふわな愛犬に、正門もメロメロらしい。

「本当に癒されるんですよ。実家で猫を飼っていたので、猫派やと思ってたんですけど、犬もめちゃくちゃかわいいですね。やっぱり動物と触れ合うと、それだけで幸せな気持ちになります」

また環の弟、文太役で事務所の先輩である髙地優吾と初共演を果たした。

「撮影の合間に、髙地くんとたくさんお話ししています。2人ともアメカジが好きなので、共通の話題で仲よくなれそうでうれしいですね。僕も座長として、現場のムードをメークできるように頑張りたいところです(笑)」

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