日本中に衝撃が広がった嵐の電撃解散発表。5月6日に嵐の有料ファンクラブサイトの動画や公式SNSを通じて、来年5月いっぱいで解散することが発表された。

’20年末に活動休止を発表してから、4年半。大野智(44)は芸能活動を休止し、櫻井翔(43)、相葉雅紀(42)、二宮和也(41)、松本潤(41)は個人活動に専念。多くのファンが活動再開を待ち望んでいたが、来春に開催予定のコンサートツアーをもってグループ活動に終止符が打たれることとなった。

嵐の解散は各メディアが速報として取り上げ、Xでも持ち切りの話題に。解散にショックを受ける声やコンサートの開催に歓喜する声などが上がり、ファンの受け止め方もさまざま。そんななか、同日午後6時30分から放送されたバラエティ番組『バナナサンド』2時間30分SP(TBS系)にも注目が集まっていた。

ゲストにTravis Japan・松田元太(26)が登場し、ハモリ隊の巧妙なハーモニーにつられずに歌い切ることを目指す「ハモリ我慢」企画に初挑戦。選んだ曲は、嵐が’07年2月に発表した18枚目のシングル『Love so sweet』だった。

同曲は、松本が主演した’07年1月期放送のドラマ『花より男子2(リターンズ)』(TBS系)の主題歌として起用され、’15年3月にはキリン「午後の紅茶」のCMソングに。

また、嵐が活動休止に入る直前の’20年12月31日に、東京ドームから生配信された無観客コンサートで、最後に歌唱された楽曲でもあった。このライブではTravis Japanをはじめとするジュニア勢も集結し、圧巻のパフォーマンスを披露していた。

『バナナサンド』で「なんでこの歌を(選曲した)?」と問われた松田は、「嵐さんが休止する前の最後のライブのときに、こう一人ひとりジュニアに手渡しで、手書きでジュニアの名前を書いて、お年玉を下さって」とエピソードを披露。

そのことを「サービス」「ファンサービス」と表現し、スタジオを沸かせていた。

さらに、松本にも日ごろからお世話になっているといい、「たまにご飯とかに連れて行っていただくと、そのときには『なにかあったら連絡してね』とか『なにか教えてあげるからね』っていう……」とコメント。

サンドウィッチマン・伊達みきお(50)から「そういうサービス?」と投げられると、松田は「そういうサービス」と“ボケ”て即答。するとバナナマン・日村勇紀(52)から「やめろサービスって言うの」と鋭いツッコミが入り、スタジオの笑いを誘っていた。

そんな松田は、歌唱前に松本に向けてメッセージを送る一幕も。

バナナマン・設楽統(52)から「もしかしたら(松本が)見てるかもしれないからさ」と促されると、カメラに向かってこう叫んだのだった。

「潤くん!!!いつもありがとうございます!これからも、今までも、未来も、サービス!よろしくお願いします!頑張ります!」

後押しするようにお笑い芸人・狩野英孝(43)も、「潤くん!今から後輩が一生懸命歌うよ!もしクリアしたら、いっぱいサービスしてあげてね!」と呼びかけていた。

残念ながら「ハモリ我慢」は失敗に終わったが、Xでは感動したファンもいたようで、こんな声が上がっていた。

《元太くん凄いタイミングで潤くんにコメントしてる。さすが持ってるわ松田元太くん》
《嵐の傷心がまだ癒えてない時にバナナサンドつけたら松田元太が松潤の話してて大泣き》
《このタイミングで松田元太が松潤に熱いメッセージ送ってるの神 ラブソー歌ってくれるのありがとうね》
《松田元太くんが嵐歌ってて、狩野英孝が「潤くん」って言ってるのだけでも嬉しいんだけど》
《潤くん!!!松田元太に救われそう》

番組は収録とはいえ、絶妙なタイミングで披露された松田のパフォーマンスに多くの嵐ファンが癒されたようだ。

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