「週刊文春」が永野芽郁(25)と田中圭(40)の不倫疑惑を最初に報じてから2週間あまり。収束の兆しが見えないスキャンダルは、著名人からも注目を集めているようだ。
同誌5月8日発売号では「燃え上がる不倫LINE」と銘打った続報が打たれ、2人の親密な関係をうかがわせる生々しいLINEのやりとりがテキスト形式で掲載された。双方の所属事務所は本人に確認をした上で、記事に掲載されたLINEのやりとりはないと各メディアの取材にコメント。また最初に報じられた時と変わらず、不倫関係を否定していた。
不倫疑惑が報じられる前までは、大手企業11社から広告起用され、メインキャストに名を連ねるドラマ『キャスター』(TBS系)も始まったばかりだった永野。また、田中も5月3日から上演開始した舞台『陽気な幽霊』で主演を務め、チケットも千秋楽まで完売していた。
だが“LINE流出”の続報が出ると、永野を広告起用していた複数の企業にも動きが見られるように。「サンスター」「JCB」が公式サイトから永野が出演するCM動画や肖像を取り下げる対応に踏み切り、とりわけ「サンスター」は「ブランド本来の価値を伝えることが難しいと判断した」と厳しいコメントを出すなど余波が広がっていた。
騒動の行方に注目が集まるなか、永野と田中をバッサリと断じた人物が。それはチャンネル登録者数500万人を抱える人気YouTuberのヒカル(33)。
5月10日までにYouTubeチャンネルで公開した人気企画「ヒカル賛否」で、永野と田中の不倫疑惑を取り上げた。同企画はお笑いコンビ・霜降り明星の粗品(32)の人気企画を模したもので、世の中に起きたニュースをヒカル独自の視点で切り込んでいくというもの。
ヒカルは動画冒頭で、「正直ね、人の恋愛関係とかぶっちゃけどうでも良いじゃないですか。
しかし、永野と田中が好感度の高い俳優であることから、「イメージ商売でCMで大金もらってるわけじゃないですか。そんな奴が、イメージダウンする、不倫するって、人として終わってるなっていう」と猛批判。「だから地獄落ちたらいいのにと思いましたけどね」とも言い添え、その理由についてこう説明した。
「何千万とか何億っていうのを、イメージでもらってるわけじゃないですか。もちろん、見た目が良いとか、演技が良いってあるかもしれんけど、でもイメージの良さに対してスポンサーはお金を払ってるわけじゃないですか。だから、“自分がイメージの良さで商売してる”っていう自覚が持ててないから、そんなことすると思うんですよ。ってことはプロ意識が足りないじゃないですか、圧倒的に。だから地獄に落ちた方がいいですね、マジでもっと」
文春で第一報が出た直後に公開した動画では、「本当にもったいない」「あんな可愛い子がこの件で人生をズタボロにされほしくないんで」とやや同情気味だったヒカル。しかし“LINE流出”の続報にはあ然としたようで、今回の動画では容赦なく2人を切り捨てていた。
「本当にプロとして失格だと思ってるんです、俺は。いやでもガチで2回目はなくない? だって1回目さ、あれでバレてそこで誠意ある対応すればよかったやん?」とも言い放ち、「これからの時代は透明性が大事って、みんなわかっとうわけやん? 政治家みたいなことすんなよ、ってことやん? 逃げて逃げて逃げてさ、誤魔化せるんじゃないかって、逃げとうわけやん? で、しかも第2弾出た今ですらも認めてないわけやん?」と疑いの目を向けていた。
その上で、「好感度で仕事する奴、俺は好きじゃないんですよ。正直、そんなに」「マジで好感度で仕事してる奴の仕事がなくなっていくことが、本当に嬉しい。実力でこいよ、実力で」とコメント。
そんなヒカルは、「そら実力、お2人ともあると思いますよ。でも、その好感度がなくなったら、スポンサーつくのかな? 難しいんじゃない? 難しいと思うけどこれから」と疑問視。ここでスタッフから「注釈で『ヒカル賛否なのでエンタメです』って入れといてもらってもいいですか?」と“リスク回避策”を促されると、こう本音を語ったのだ。
「いやでも俺、リアルにそう思ってますけどね。いや、だってプロとして金もらっとうわけやからさ。遊びじゃないわけやからさ。だって、それで仕事してるんでしょ?って」
あくまでも、永野と田中がプロとして置かれている立場を理解していないことを批判したヒカル。
ヒカルが永野と田中の不倫疑惑について再び言及した動画はすでに67万回再生されており(12日16時現在)、コメント欄ではヒカルの主張に共感する声が上がっている。
《プロ意識がない、そこに同感です!》
《永野芽郁ちゃんの件バッサリで、思ってたこと言語化してくれててすごい》
《ど正論過ぎてスッキリする》
《プロ意識、ホントそう。それでお金もらってるのに自覚なさすぎ。 何かあれば誰か助けてくれるだろうって意識なんだろうな》