今春から筑波大学生命環境学群生物学類で学ばれている秋篠宮家の長男・悠仁さま。そのご動静は、海を越えて中国でも注目されているという。

「中国のSNSでは『悠仁親王』『筑波大学』というキーワードがさかんに飛び交い、日本で悠仁さまの報道がされるとすぐにその内容が事細かに転記されています。

悠仁さまのキャンパスでの姿を捉えた写真が筑波大の中国人留学生によってSNSに投稿されたこともありましたが、これも中国での悠仁さま人気を反映してのものでしょう。自国に王室がない彼らにとっては、自分が留学した大学に日本の“将来のエンペラー”がいるというのは大変な自慢になるわけです」(在中日本人ジャーナリスト)

「開かれた大学」を掲げる筑波大は留学生の受入れ数が多いことで知られる。2024年10月時点で、120か国2,500名超の留学生が学び、さらに国籍でみれば中国からの留学生が全体の半数以上を占める。

そんななか、若者に大人気の中国版インスタグラム『小紅書(RED)』では、悠仁さまと同じ学類で学ぶ中国人留学生が実名で登場し、大きな話題となっている。

「彼は自分の学生証まで投稿しています。学生証によれば、学群学類とも悠仁さまと同じで、2学年上の先輩に当たります。悠仁さまと直接お話されたことはないものの、すれ違ったり仲間から評判を聞いたことがあるようです。

『悠仁親王の先輩だけど質問ある?』と題されたその投稿には3600件超のコメントがつくほど盛り上がっています

ときに中国のネット上では日本以上のゴシップも飛びかいます。しかし、その留学生はユーチューバーのように大げさに表現することはなく、冷静に事実だけを手短に答えているのです。そのスタイルが“まるで広報官みたい”だと一部で評判になっています」(前出・在中日本人ジャーナリスト)

やりとりはすべて中国語で書かれているが、その一部を翻訳したものを紹介しよう。

《Q王子様にお会いする機会はありますか?》
《Aあります》

《Q授業中、彼の後ろにボディーガードが座っているのでしょうか?》
《Aいいえ》

《Q王子が将来の妻を選べるように、日本の王室が女子のクラスメイト全員の身元調査をしたのは本当ですか?
《A具体的な状況はよく分かりませんが、私が知っている事柄から判断すると、これは誇張である可能性が高いと思います》

《Q王子様は本当にヘリコプターで学校に来るんですか?》
《A学校には確かに2つのヘリポートがあり、そう言う人もいるが、現実には現時点ではそうはなっていない》

自分が知る事実を端的に答えていく様子は確かに広報官のようだ。

悠仁さまにとっては心強い先輩が現れたということだろうか。

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