7月10日深夜放送のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に、タレントの井上咲楽(25)が出演。テレビで見せる天真爛漫な姿とは打って変わり、“意外な胸中”を打ち明ける一幕があった。

共演者の平成ノブシコブシ・徳井健太(44)と仕事に対する向き合い方などを語り合うなかで、芸能界での人間関係に話題が及ぶことに。

徳井から「後輩とかもでき出したでしょ?」と問われると、「もちろん事務所にはいるんですけど、あんま関係ないです」と返答した井上。先輩には同じテレビ局で会ったらあいさつはするが、“仲良し”とまではいかないという。

同じ事務所の丸山桂里奈(42)からは上京したばかりの頃にお世話になっていたというが、「桂里奈さん以外で、すごいご飯行ったりとか(ない)……。芸人さんとかって先輩・後輩(関係)が明確ですけど、あんまり“みんなで”っていうのはなくて」と吐露。

徳井から「それこそ病んじゃうよね」と向けられると、井上は「病みます……」と小さな声でポツリ。続けて、「芸能界の友達もいないから」と漏らしていた。

さらに徳井から「東京という大都会にいたら孤独なんだ?」と尋ねられると、「孤独です」と即答。「上京して何年も経って芸能界関係なく友達はできて。住んでいたところのご近所さんとか仲良くするようになって」としつつも、「友達はできたけど、常に話は聞いてもらえるけど、“なんか寂しい”みたいな孤独感は拭えない」と“本音”を明かしていた。

共演者と連絡先を交換してもあいさつ程度のやり取りで終わってしまうといい、休みの日は実家に帰省、日本から近い海外にひとり旅、トレイルランニングなどをして過ごしているという井上。

華やかな飲み会に顔を出すことはほとんどなく、「ここ半年ぐらいで小峠(英二)さんとちょこちょこ飲んでますけど。

雑居ビルや上野とかのスナックとかで、12時とかから飲み始めて朝4時とかまで。よくわかんない人と飲んで」と落ち着いた雰囲気のなかでお酒を楽しんでいるという。

そんな井上といえば、’20年にトレードマークの“太眉毛”を卒業したことが話題に。以降はバラエティやトーク番組にも引っ張りだことなり、明るいキャラクターを活かして大活躍。

マラソンにも力を入れており、’23年7月には『FNS27時間テレビ』で100kmマラソンを完走し、5度目の挑戦となった今年3月の東京マラソンでも自己ベストを更新。テレビのロケでは昆虫をためらいもなく食べるなど、バイタリティ溢れる姿を見せてきた。

いっぽうプライベートでは、昨年5月に交際していたオズワルド・畠中悠(37)との破局を自らXで報告したことが注目を集めていた。

「昨年1月に畠中さんが初期の腎臓がんと診断され、井上さんは手術当日に付き添うなど献身的に尽くしてきました。しかし別れを切り出したのは、井上さんからでした。具体的な破局理由は明かされていませんが、井上さんは“収録があるなかで、交際が続いていると嘘をつくことが心苦しかった”そうです。

井上さんはプライベートでも仕事に活かせるような過ごし方をしており、“井上咲楽”として周囲にどう映るかを真っ先に考えてしまうとか。太い眉毛を整えたのも、“仕事に行き詰っていた状況を打開したかったから”と語っていました。

世間では元気なキャラクターの印象が持たれていますが、実際にはまじめで慎重なタイプだそうです。

YouTubeではぺえさん(33)との仲睦まじげなコラボ動画が反響を呼んでいたこともあり、ラジオで語った“孤独”に『なぜ?』と感じたリスナーもいたようです。ぺえさんのことは“東京の母”として慕っているようですが、ラジオでは芸能界で自分と同じ立ち位置のタレントがいないことに悩んでいる様子でした。親交がある人はいるけれど、自分とわかり合える同じ境遇の人とは出会えていないということなのかもしれません」(芸能関係者)

まだまだ先の長い人生、思いがけない出会いが待っているかもしれない。

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