「自分と松岡が、太一もそうですけど、話し合っていろいろ決めたところもあります」
7月10日、城島茂(54)がラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演。6月25日に解散したTOKIOについて言及した。
コンプライアンス上の問題行為があったとして、国分太一(50)は日本テレビの番組を降板。騒動を機に知られざる醜聞が露呈した。
「仕事関係者の肩書を気にし、立場が上の人には愛想よく、下の人にはぞんざいに接するなどしていました。“国分さんとはもう二度と仕事したくない”という人までいたほどです。番組共演者にきつすぎる“いじり”をしていたとも聞きます」(スポーツ紙記者)
騒動の後始末に奔走するのは松岡昌宏(48)だ。
「交流のある関係者たちに、個人的に謝罪のメールを送っているそうです。主演舞台が終わり次第、直接出向いてお詫び行脚をする意向だと聞いています」(前出・スポーツ紙記者)
二面性が世間を驚かせた国分だが、それでは裏の顔のない「ガチで良い人」なのは誰なのかーー。業界関係者の証言を集め、旧ジャニーズの素顔を調査した。
制作関係者は「SMAPは全員いい人」と前置きしつつも、特に印象的だったという木村拓哉(52)を横綱級に推す。
「最初は素っ気ないけど、徐々に調子がよくなってきて取材の時間を延長して話してくれるんです。しかもそれはうちにだけではなく、ほかのメディアにも同じようにしているそう。贔屓はせず、どこにも丁寧に対応しているんです」
テレビ局関係者も太鼓判。
「SMAP時代ですが、ライブ終わりに酷使した体をほぐしながらも100名超の招待客一人ひとりに挨拶していました。関係者の子どもを抱っこしたりと、スターながら優しさも持ち合わせています」
同じく横綱級は亀梨和也(39)。出演する『Going!』(日本テレビ系)で野球の取材に出向くことも多いが、
「巨人の坂本勇人選手と私生活で親交があるそうですが、亀梨さんは取材の際、くだけた態度は一切見せません。取材に支障が出ないよう、好きな球団や選手も公言しないようにしているそうです。
同じく野球取材をしていた中居正広さん(52)は、知り合いの選手にバラエティのノリで馴れ馴れしく話しかけることもありました。しかし亀梨さんはその点は徹底しており、野球取材の現場では大好評です」(前出・スポーツ紙記者)
続く大関は松岡と森田剛(46)。
「松岡さんはタレントというよりも“近所の気さくな兄貴”という感じ。スタッフが誕生日だと聞けば後日プレゼントを渡すそうです。
関係者から名刺をもらうと名前はもちろん役職まで記憶し、テレビ局の人事異動の時期には自ら最新情報を聞いて回るほどの徹底ぶり。だからこそ、国分さんの尻ぬぐいも丁寧にやっているのでしょう」(ドラマ関係者)
森田は無口で無表情なイメージがあるが……。
「最初はぶっきらぼうですが、人見知りなだけ。会うたびに慣れてきたのか森田さんから話しかけてくれるようになり、心を開いてくれているのがわかりました」(前出・制作関係者)
共演者にも意外な素顔を見せている。
「ドラマ撮影の休憩中、共演者から芝居の極意を問われたときにも嫌な顔一つせず真摯に答えてくれたそうです。芝居にとても熱い人ですよ」(前出・ドラマ関係者)
関脇にはテレビでのイメージを裏切らない2人の名前が挙がる。
「地方ロケでは、撮影後はホテルにこもったり気心知れたマネージャーと過ごしたりするタレントが多いなか、相葉雅紀さん(42)は制作スタッフと食事する珍しいタイプです」(前出・テレビ局関係者)
テレビでアイドルスマイルを振りまく中島健人(31)も、
「裏でもあのままですよ。久しぶりに会うと“久しぶり!”と爽やかに挨拶してくれるので、“ケンティーにまた会いたい”という女性スタッフが続出しています(笑)。
かつて同じグループだった松島聡さん(27)がスタッフ全員の名前を覚えて現場に来たことがありました。それは中島さんが『覚えておくといいよ』とアドバイスしたからなんだとか」(前出・制作関係者)
小結級の草彅剛(51)は誰に対してもフレンドリー。
「ジーンズ愛好家らしくスタッフのはいているジーンズを褒めたり、取材陣のところに『話そうよ』と自ら椅子を持っていったりして草彅さんから距離を縮めてくれます。
こうした人柄からドラマ主演を多く務めた関西テレビで非常に愛されています。SMAP解散後のドラマ出演ができなくなった時期も、制作チームは毎年のように草彅さんのドラマを企画していました」(前出・テレビ局関係者)
同じく小結級の櫻井翔(43)は“贈り物上手”で関係者の心を引きつけているよう。
「関係者の好みをリサーチしたうえで高級菓子パンや和菓子をプレゼントしているそうです。それも媚を売るような感じではなく、櫻井さんは純粋に“贈り物好き”なんだそう」(前出・スポーツ紙記者)
真摯、気さく、律儀……。“ガチで良い人”と絶賛される秘訣は若手にも引き継がれているようだ。
「Travis Japanの川島如恵留さん(30)と松倉海斗さん(27)はアイドルらしからず、名刺を持っているんです。初めて会うスタッフや関係者一人ひとりに直接手渡しているそうです。
帰るときも、近くのスタッフだけでなく離れた場所にいる人のところまで行って『ありがとうございました』『お疲れさまでした』と挨拶する姿が印象的でした」(舞台関係者)
なにわ男子・大橋和也(27)はカメラがなくても愛嬌たっぷり。
「大橋さんはサービス精神旺盛。おしゃべりが大好きでメーク中もずっと話しているから、ヘアメークさんが『リップを塗るタイミングがない!』と言っていました(笑)」(前出・制作関係者)
国分は無期限活動休止中だが、復帰の際には「ガチで良い人」の振る舞いを見習ってみてはーー。