《はらぺこだけど、今日は何も食わせてもらえない。頭を上げたら脳内ぶち切れて、長嶋茂雄になってしまう。
8月12日に更新したブログで、こうつづったのは人気漫画『おぼっちゃまくん』や『ゴーマニズム宣言』などの著書で知られる小林よしのり氏(71)。
この時点では詳しい病状などは明かされていなかったが、翌13日に更新したブログでは《脳梗塞で左半身に痺れ、脳検査で脳内に血栓があちこちあるということで入院。HCUに入れられて、食事なし、点滴で生きている》と報告。
続けて《頭を上げたら脳内出血で長嶋茂雄になるかもしれんから、寝たままシビンでやってるが、看護師さんのいない隙に一人で尿を出す方法を編み出した》とし、《2週間入院と言われているが、必ず1週間以内に脱獄したい》と退院への意欲を示していた。
最後は《消灯時間になったら、スマホで茶魔のシナリオを書き出したが、アイデアが湯水のように湧き出て、止まらない。脳梗塞でもギャグが出るじゃないか!》と、創作意欲があることを気丈につづっていた。
小林氏といえば、7月13日に今夏の参院選で東京選挙区から無所属で出馬した山尾志桜里元衆院議員(51)の街頭演説に駆けつけるなど、最近でも元気な姿を見せていたばかり。
山尾氏の応援演説では「ほかの政治家は選挙前は消費税の話をしていたのに、始まったら話題になっている外国人の話ばかりにみんな移行しはじめた。これほど無責任なんですよ。こんなレベルなんです」と訴え、「この選挙で国家像を語っているのは山尾さんだけ。山尾さんのインテリぶりは群を抜いている」と絶賛。炎天下のなか約30分にわたって、力強く聴衆に向けて演説をしていた。
パワフルな人柄で知られていた小林氏の入院に驚いた人も少なくないようで、Xでは同氏を心配する声が上がっている。
《小林よしのり先生が入院みたいですね。大丈夫でしょうか?》
《え!脳梗塞で入院ですか、、、。 おぼっちゃまくん見ていました》
《小林よしのり脳梗塞か…まだ軽口とばせる元気があるのは本当に良かった。 先ずは養生して身体を治してほしい》