石破茂前首相(68)から高市早苗首相(64)に政権交代してから、早くも2週間が経とうとしている。連日のように政治家や有識者の間でさまざまな議論が交わされているが、発言によっては炎上騒ぎになることもしばしば。
《先日、人生で初めて鳥取県に行ってきた。石破茂氏のお膝元。鳥取の皆様には申し訳ないが、鳥取駅前の活気のなさ、インフラ整備がなされてないことから、政治家の力がないことを実感してきたところ。総理を経験されて、さすがに目が覚めたのではないかと思ったのだが》(以下、《》内はすべて原文ママ)
11月1日にXで、こうつづったのは元衆院議員・宮崎謙介氏(44)。投稿には同日午前に配信された産経新聞の「『もう始まった…』石破氏が『後ろから鉄砲』解禁か 高市政権批判も党内『丁寧な無視で』」と題する記事を添付し、“石破氏のせいで鳥取県が栄えていない”と批判したかたちだ。
「産経新聞の記事は、石破氏が10月30日配信の中国新聞のインタビューで高市政権を批判したことに触れ、自民党内外の政治家からXで苦言が呈されていることを取り上げたものでした。石破氏はインタビューのなかで、自民党との連立政権から公明党が離脱し、日本維新の会が加わったことを批判。コメ政策の方針転換にも違和感を語っていました。宮崎氏も他の政治家と同じように石破氏の実力不足をXで指摘しましたが、特定の地方都市を貶めるような表現はかえって世間の反発を招いてしまいました」(WEBメディア記者)
■「客観的に現実を見て」ブログに1000文字以上で真意説明も火に油
鳥取県を貶めるような宮崎氏の投稿は、瞬く間に批判の声が殺到し大炎上。数々の厳しい声を受け、宮崎氏は2日に更新したXで《言葉足らずで申し訳ないです。詳細を綴りました。
ブログでは“真意”を4つの項目に分け、1つ目の項目で石破氏に対して《高市新政権の足を引っ張るような発信をされたことに違和感を覚えた》と言及。続けて、《総理の立場にたって、如何に実行が難しかったのかが実感したであろう人が、舌の根の乾かぬ内に、また得意の「後ろから鉄砲」を撃っていることについて異を唱えたかった》と説明していた。
こう苦言を呈し、2つ目の項目では《石破氏の政治家としての一丁目一番地は「地方創生」であったはず》と切り出したのだ。
宮崎氏は、’14年9月に発足した第2次安倍改造内閣で石破氏が初代の地方創生相を務めたことに触れ、《ご地元の鳥取はどのように発展されているのかが関心があった。10年もあれば街の顔は大きくかわるのだが、私の期待は大きく裏切られた》と非難。そのいっぽうで、《地方創生政策では、この10年で成功した地域もあれば、なかなか成果が出ていない地域があることが実態。ただ、「初代の担当大臣」がどれだけ力を入れていたのか、ということを言いたかった》と補足していた。
また、3つ目の項目では自身が鳥取県で訪れたのは《県庁所在地の鳥取駅》と明かし、4つ目の項目で《鳥取に訪問した日に地元の方々からも石破氏を非難、地域が発展しないことへの不満を多く耳にした》と言及。そのことについて政治・行政に携わる人たちと意見を交わしたといい、《異口同音に鳥取のインフラ整備・地域活性化の観点から明らかに政治の怠慢がある、ということで結論に至った》とつづっていた。
文章後半では鳥取県の住民に侘びつつも、《どうぞ客観的に現実を見ていただき受け入れていただきたいという思いもあります》と主張していた宮崎氏。
恩師の教えである「政治は夢を実現する手段」という言葉を紹介し、《我が国の主権者である国民から負託を受けた政治家は、国民の願いをかなえるために知恵を絞り、行動をして、結果を出さねばなりません。善人だから、情があるから、という理由だけでは政治はよくなりません》と論じていた。
1000文字以上にわたって書き連ねた宮崎氏による渾身の“真意”。しかし、読んだ人たちからはさほど理解を得られなかったようで、Xでは再び辛辣な声が寄せられている。
《鳥取出身の者ですが、内容読んでも一切納得出来るものではありませんでした。そして内容についても、最後の「どうぞ客観的に現実を見て受け入れて」との言葉に、はらわたが煮え繰りかえるとはこの言葉かと思いました。謝罪する気ないなら申し訳ないとか言わないでください。2度と鳥取に来るな!!》
《石破さんの印象を悪くしたいが為に鳥取を侮辱するなんて本当に恥知らずな方ですね。そもそも車社会である地方の駅前を評しても意味がないです》
《言葉足りたらさらに喧嘩売ってんやん》
■自身は“ゲス不倫”発覚で議員辞職…“ほぼ実績ゼロ”がブーメラン
改めてこうした批判が集まってしまうのも、無理はない。ある全国紙政治部記者は言う。
「宮崎氏は、石破氏がどれだけ地方創生に力を注いでいたのか、結果を残したのかということを追及したかったのでしょう。しかし批判理由として引き合いに出した鳥取県には1度しか訪問しておらず、なおかつ降り立ったのは鳥取駅だけとのこと。
たしかに鳥取県では人口減少などの問題を抱えているが、“暮らしやすさ”は全国トップだという。
「鳥取県では’19年に国土交通省が公表した『都道府県別の経済的豊かさ』で上位に入るほどトップクラスで、昨年度は同県への年間移住者が過去最多となる2,393人を記録。移住定住支援施策や子ども・子育て支援などにも力を入れており、政府が力を入れている地域と多様に関わる『関係人口』の創出や拡大にも取り組んでいます。
石破氏は首相就任後『地方創生2.0』をスローガンに掲げ、今年6月の閣議決定では“くらしの安心”“付加価値の創出”など今後10年間を見据えた5本柱の政策が打ち出されました。スローガンのイメージがわかりにくい部分は否めませんでしたが、地方創生に重点を置いた政策を進めていたのは間違いありません」(前出・全国紙政治部記者)
いっぽうの宮崎氏といえば、’12年12月に立候補した衆院選で初当選を果たすも’16年2月に“ゲス不倫”が発覚。当時、この件を報じた『週刊文春』によれば、妻で元衆院議員の金子恵美氏(47)が出産入院中の出来事だったといい、世間からの批判に晒されて議員を辞職している。
「辞職した宮崎さんは’20年6月に『主夫宣言』していましたが、同年11月には4年ぶり2度目の“再不倫”が取り沙汰されることに。金子さんと再婚後は育休を取得したことが注目を集めましたが、議員当時から“チャラい”ともっぱらの評判だったそう。しかも4年間の在職中は衆院本会議での発言もなく、議員として“ほぼ実績なし”と言っても過言ではありません。
にもかかわらず、“石破サゲ”をするために鳥取県を結びつけて“地方創生の成果を出していない”と批判するのは、あまりにも上から目線で、“どの口が”と不快に感じた人もいたようです。石破さんも宮崎さんにデータで反論した自民党の衆院議員による投稿をXでリポストしていますし、今回は宮崎さんの不勉強ぶりが露呈してしまいました」(ワイドショーデスク)
コメンテーターとして活躍する妻の足を引っ張らなければよいが……。

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