島崎和歌子が断捨離…アラフォー独身でハマると危険な依存とはの画像はこちら >>



タレントの島崎和歌子さん(43)が、11月9日放送のバラエティ番組で、断捨離依存気味なのを告白。共演する芸人の明石家さんまさん(61)に「終わってる」と絶句されるなど、話題を呼んでいます。



番組の中で島崎さんは、「天井の電球を全部取り外している」「なんでも捨てちゃう」などと公言。共演者からも家になんにもないことを暴露され苦笑していました。



断捨離依存がなぜヤバイのか、番組内ではマーケターの牛窪恵さんが解説。ここ数年流行っている「掃除すると幸せになる」というブームがいきすぎた結果、「掃除が足りないから私は幸せになれない」というような思考に陥り、断捨離依存になると指摘しています。



島崎さんの思考がそこに行き着いているかはわかりませんが、番組には他にも体いじり依存(整形依存)や、パワースポット依存、SNS依存などを紹介。年齢問わず、複雑な現代において、様々な依存のリスクがあることを解説しました。



しかし、ふと周りを見渡すと、島崎さんのような独身アラフォーだからこそ依存するものというのが多々あるように思います。



■40歳からハマりるのに必要なキーワード3つ


40代から何かにハマる際、キーワードとしては3つあると思います。1つは「経済力」。30代に比べて収入が多く、また自分の裁量でお金の使い方を決められることからも、ネット依存などお金のかからないものよりも、高額な出費につながるものに走りやすい傾向はありそうです。



もう1つのキーワードは「自分らしさ」。すでに“若者”の時期を終え、結婚妊娠ブームもすぎつつあり、自分の生き方について改めて迷い考える40代女性だからこそ、「らしさ」に焦点を当てるのかもしれません。



最後のキーワードは「懐かしさと新しい発見」です。アラフォーにもなると、人生いろんなことを知り始めます。自分は何か好きで何が嫌いか。それがはっきりしていき、同時に新しい体験や新しい知識がだんだんと欲しくなっていくのです。



「好きなものに囲まれたい感覚と、新しいものを求める感覚」相反する感覚が満たされた時、アラフォー以上のハマるスイッチはバチンと一気にONになるのではないでしょうか。



たとえば少し前にブームになった「韓流」も、忘れていたアイドルに対する懐かしさと、韓流という新しい刺激が混ざり、女性の感性がググッと刺激されたと思われます。



■アラフォーからはスピリチュアル依存が怖い


そんな3つのポイントを加味しながら、アラフォー女性がハマりやすいものを考えていくと、1つは「スピリチュアル依存」が挙げられます。



番組内でも「パワースポット依存」と題して紹介していましたが、占い好きの女性がその延長で、スピリチュアル的なもの(ヒーリングや石や霊感など)にハマるといわれています。



20代とハマり方が異なる部分としては、ただ占ってもらったり、パワースポットに訪れるだけの方がいる一方で、自分自身も霊感を磨いたり、ヒーリング技術を習得したりと、受ける側から施術する側にシフトする方がいるのが特徴です。



そうして行き着く先は、スピリチュアル依存か、自分自身も占い師など見る側としてデビューするかのどちらかのようです。



依存といえる状態になると、「この人とは相性が占い的に悪いから付き合わない」と人を選ぶ基準が占い結果になったり、「パワーが濁りそうだから出かけない」と行動を制限したりし始めるそうです。



ただ「自分らしさ」や「癒し」というのは目に見えない心の問題ですから、外野が判断するのは難しいもの。

しかしスピリチュアルに振り回される人生というのも、当初の「幸せ」を考えると、ちょっとずれ始めているように感じます。



■日本の魅力を再確認!和文化依存


続いてアラフォー女性がハマりやすいのが「和文化」に対する価値の再認識です。日本文化、つまりは着物や和食や●●道といった習い事です。言葉を聞くだけでお金がかかりそうですが、まさにお金の自由がきく女性ほど、ハマりやすいものといえます。



もちろん日本の美を取り入れた生活は筆者も憧れを感じますが、“依存”レベルになると注意が必要です。たとえばどこへ行くのにも常に和服を着用し始めたら要注意。周りが「和服だと動きにくくない?」と無邪気に質問しようものなら「そうやって日本文化を忘れていくんだよ!」と逆ギレする女子も……。



日本文化は世界からの注目も高いし、すばらしい価値を持ってはいるものの、そこを徹底して暮らすとなると、現代においては難しい部分もあるような気もします。



他にも食品や衣類に徹底的にこだわり抜く「オーガニック依存」や、資格取得など勉強をしまくる「自分磨き依存」などがあります。生き方は人それぞれ。どれも程度問題に気をつけながら、取り入れていきたいものですね。

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