人生の紆余曲折を経て、今年50歳を迎えるアナウンサー・近藤サトさん(49)。意外にも「蛭子さんの大ファン」ということで、本誌が対談の場をセッティング。
【Q】「夫から細かいことでよく怒られますが、私は素直に謝ることができません。といっても、ケンカにならないように自分を抑えているので、ストレスがたまってしまいます」(近藤サト)
【A】「申し訳なさそうな演技をして、頭を下げておけばいい」(蛭子能収)
人に詫びることで“負けた”と思うから、ストレスになるんじゃないですかね。
別に負けてもいいじゃないですか。オレは、自分の信念を曲げてでも、相手の言うとおりにします。というか、そんなたいそうな信念もありませんけどね……。
とにかく、オレは人と争いたくないから、頭を下げて済むことなら、いくらでも謝ることができるんです。
というのも、オレがいちばん恐れていることは死ぬことです。とくに人に殺されるなんて真っ平ごめんです。だって人はささいなことでもめますよね。それが最終的には、殺し合いのケンカになってしまうと思っているんです。
それに日ごろから、他人の悪意を買わないようにしています。