40歳を超えてから、スタートアップ企業である「令和トラベル」に転職。
第12回となる今回は、大木さんが「唯一無二の魅力がある」と語るハワイについて。円安の影響で、少し足が遠のいたハワイですが、日本人の海外旅行のふるさととも言えるこの地を、いかに家族で賢く楽しむか。そのポイントについて語ってもらいます!
海外旅行の“ふるさと”ハワイを賢く楽しむポイント
今回は、日本人の海外旅行の「ふるさと」とも呼ばれる場所、ハワイについて綴っていきたいと思います。リピーターも多く、「海外旅行といえばハワイ!」という方が一定数いるほど、昔から日本人に大人気の場所。でも最近は円安の影響で、日本人の足が少し遠のいているのも事実です。
コロナ前の2019年と比べると、日本人のハワイ旅行者はまだ回復率50%ほど。ちょっとさみしい数字ではあるんですが、それでも「やっぱりハワイ!」と何度もリピートする方が多いのは、やっぱりここにしかない魅力があるからだと思います。
ハワイ旅行。リアルな話をしますと、高いです。家族4人で行こうと思ったら、飛行機代、宿泊代、さらに現地での食費やツアー代などのプラスアルファを考えたら、大体100万円が目安。まさに「家族の一大イベント」ですよね。
それでも、やっぱりハワイに行きたいと思う人も少なくないはず。
節約のコツは出発日にあり!家族旅行がグッとお得に

できる範囲で出発日を工夫するのがとても大切なポイントです。
だいたいの目安としては、火曜日や水曜日の出発が比較的安め。少し調整するだけで1人あたり2~3万円違ってくるので、家族4人で考えたら……タイトル通り10万円以上の節約が叶ってしまうんです。
美味しくお得に!ハワイでの食費の工夫

たとえばABCストアでは、スパムおにぎりやポケ丼、カットフルーツなどが手軽に手に入ります。これを組み合わせて「今日はこれでOK!」なんて日があってもいいと思います。サイズも大きいし、味も美味しいので、結構満足度は高いんです。
さらに、自炊を取り入れるのもアリです。ハワイのホテルは電子レンジや大きめの冷蔵庫を備えているところが多く、持ち込みも問題ない場合がほとんど。
たとえば「ハイアット セントリック ワイキキビーチ」は、お部屋やロビー、プールエリアに電子レンジがあります。環境も立地も良いので、簡単に食事を済ませたい方にはおすすめのホテルです。
朝ヨガもレイ作りも!無料で楽しめるハワイ体験

朝のヨガ、ウクレレ教室、レイ作り、水中エアロビクス(ズンバ)など種類も豊富!これだけでも十分ハワイらしさを満喫できます。たとえば「シェラトンホテル ワイキキビーチリゾート」では、QRコードで簡単に予約できて、子ども向けのプログラムも充実しているんです。
ヨガは隣のピンクパレスことザロイヤルハワイアンラグジュアリーコレクションの中庭という最高のロケーションで朝の時間に開催されたり、子どもたちはレイづくりを教えてもらえたり、朝はズンバと呼ばれるエアロビクスのようなダンスを体験したりと、結構充実しています。
さらに「おトクに楽しめるアクティビティ」もおすすめ。たとえばダイヤモンドヘッドのハイキングは入山料(大人5ドル、3歳以下の子どもは無料)だけで参加でき、3歳以上くらいの子どもであればちょっとがんばって登りきれるような安全なコースです。早起きして出かければ、朝の爽やかな空気の中でハワイの絶景を楽しめます。
快適&お得に!ハワイの移動手段活用術
そして、最後の節約ポイントは、移動手段の工夫。うまく利用したいのは観光客向けに運行している路面電車風のシャトルバス「トロリー」。ツアーに含まれている場合もありますし、クレジットカードを提示するとワイキキ中心地とアラモアナセンター間のトロリーが無料で利用できる場合があります。
レンタカーを空港から借りっぱなしでいるのも、とても便利ではあるんですが、駐車料金が高くつくことがあるので、スポット的に借りるのが賢い方法です。
大きなホテルならコンシェルジュでサッと借りられ、乗り捨て可能な場合も多いので、必要なときだけ使うと小回りが利きます。
今回は、家族で楽しむハワイ旅行をケチにならずに節約するポイントをご紹介しました。出発日を調整したり、無料アクティビティなどを活用することによって、無理なく節約しながら、楽しくハワイ旅行を楽しむことができます。
せっかくの家族で過ごす特別な時間。旅費を削ることにストレスを感じずに、おトクに過ごしたいですよね。ハワイ旅行を計画中のみなさんの参考になったら嬉しいです。
<文/大木優紀>
【大木優紀】
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。