フレームの価格にレンズ代を含めた「一式価格」にこだわっている眼鏡市場。現地法人、台湾頂点眼鏡市場の田川肇総経理(社長)は台湾のメガネ市場について、台湾では度数やレンズによって追加料金が必要となったり、「店に入ったら買わないといけない」という雰囲気があったりするため、不透明な価格設定に不安をいだいている消費者が多いと指摘する。台湾は日本人にとって最も友好的な国の一つであり、観光などを通じて深い関係が築かれていることから、「日本の高品質なメガネを台湾の人々にリーズナブルな価格で届けたい」との思いで台湾を出店先に選んだという。
台湾1号店は台北市信義区の統一時代百貨台北店にオープンした。同社によると、来月16日までに台北、北部・新竹、桃園、中部・台中にさらに4店舗を開き、台湾での店舗数を年内に15~20店舗まで拡大させる予定。
(編集:名切千絵)