警察によると、家主は出火当時外出していた。地元選出の立法委員(国会議員)はメディアの取材を受け、周辺地域では数少ない保存状態の良いヒノキ造りの建物だったと話した。
嘉義市政府文化局文化資産科の林朝基科長は中央社の取材に対し、建物は日本統治時代には鉄道関係の事務室として使われていたと語る。内部の梁や柱はタイワンヒノキでできており、保存状態が良く、地域住民の間では保存する価値があると見なされていたという。
また今後は文化資産審議委員会に現地視察を要請し、保存価値が認められれば暫定古跡に登録するための手続きに取り掛かるとしている。
(姜宜菁/編集:齊藤啓介)