(台北中央社)新型コロナウイルスの感染対策措置が16日から一部緩和されることになった。中央感染症指揮センターは11日、現在休業措置としている接待を伴う飲食店やバーなどについて、条件付きで営業を認めると発表した。


警戒レベルは現行の「第2級」が、今月16~29日も維持される。

新たに営業が認められる場所では、従業員が新型コロナワクチンを少なくとも1度接種してから14日経過していること、初出勤前3日以内の簡易検査またはPCR検査の陰性証明を提出することなどが条件となる。

営業再開後は従業員が2度目の接種を済ませていない、あるいは2度目の接種から14日経過していない場合、週に1回、簡易検査またはPCR検査を受ける必要がある。また入店客もワクチンを少なくとも1度接種してから14日経過した証明を提出する必要がある。

これらの場所では原則として入店客への連絡先登録(実聯)制の実施、検温、従業員の体調管理、消毒の徹底などが求められる。

(陳婕翎、江慧珺/編集:齊藤啓介)